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新年のご挨拶+小ネタSS

Category : 更新記録/日記
あけましておめでとうございます。

年始からお家でもくもくとお仕事をして、ちょっぴりやさぐれている…、
書き人知らずでございます。クソー、ナンカセツナイゼ!
どうか本年もよろしくお願い致します。

しかし皆様からのコメントや、リアル友人の話を聞いていると。
なんか意外に年末年始も働いている方多いですね。…不況だから?
確かに街に出れば、二日から開いてるお店多いですもんね。
毎年どんどん正月気分が薄れていくのは、如何ともしがたいものです。マ、イイケド

仕事してたので、お休み中ほとんどお話書けませんでした…。
しかしどんな時でも妄想ゴホゲホ…アイデアが頭に降りてくるのを待っている私。
そんな私の頭に買い物帰り、近くの神社に寄っておみくじ引いた時。
チロリと降りてきましたよ、「アイデア」なるものが。
なので短いお話を、仕事の合間に…。

***

正門から少し離れた本殿までの道は、参拝客でぎっしりと埋まっていた。

しかし私たち軽音部メンバーは、それらたくさんの人にもめげず。
何とか無事参拝を済ませ、おみくじやお守りを売っている場所に着いた。
さっそくおみくじを買って一喜一憂する私たち。
ま、新年のこれはお約束みたいなもんだし。

「やった、小吉!」
「良かったですね、唯先輩。えっと、私は…あ、吉でした」
「吉ならいいよね。良かったねー、あずにゃん」
「そうですね」
「あ、私は大吉だったわ」
「…さすがムギ先輩」
ムギちゃんって大吉以外引きそうにない気がするよねー。
感心する梓の横で、笑ってそう言う唯に私は内心大いに同感だった。
ムギはなんだか、そういう星の下に生まれているような気がするんだよなー。

「ねえ、ねえ、りっちゃんは?」
「ん、ああ、ちょい待ち。…おい、澪。いつまでおみくじの箱振ってるんだよ」
一番最後にくじが入った箱を手にした澪が、何度もそれを左右に振っている。
「え、だってよく振らないとなんか心配で」
「いいから、そろそろ引けよ」
次の人が待ってるんだから、と私はせかしたようにそう言った。

「もう、わかってるよ。…よっと」
ちょっぽり不服そうな顔をしながら、澪はようやく箱をひっくり返した。
何度か箱を振った後、中から細い棒が出てくる。
棒の先に書かれた番号と、同じ番号の占い結果が書かれた紙をもらうのだ。
巫女さんから紙を手渡してもらった澪は、すぐには結果を見ようとはせず、紙を隠すように胸にあててその場を素早く離れた。

「おい、見ないのか」
「い、今から見る」
手に持ったまま、なかなか紙を見ようとしない澪に私はちょっぴり呆れる。
「…そこまで気にすることかねえ」
「う、うるさい」
やれやれ、澪がこの手の占いにやたら気にするのは毎度の事だけどさ。
そう思いながらもまあ、いいやとばかりに、私も自分のおみくじを見てみる。
お、中吉だ。なかなか悪くない。

くじの結果に私はそれなりに満足しながら横を見てみると、澪がようやく意を決したようで紙を開こうとしていた。だがその時、後ろから来た女性が友達との話に夢中になっていたせいか、前に立っていた澪に気付かず、少しぶつかってしまった。
「あ」
ぶつかって押されたような形になった澪は、思わずくじを落してしまった。
地面に落ちたくじはほんの少し吹いていた風に乗って、少しその場から離れていく。

す、すいませーん、と謝る女性に「あ、いえ…」と慌てて答えている澪。
私はそんな澪に代わって、落ちたくじを拾ってやる。
「よっと、…やれやれ、早く見ないからだぞ」
そう言いながらも何気なく拾ったくじを見てみると、そこには堂々たる「大凶」の文字。
「…」
「律、ごめん」
ありがと、と言いながらこちらへ来る澪を背後に感じながら。
私は咄嗟に左手に持っていた自分のくじを、澪には見えないようにしながら右手に持ち直す。

「ほれ、まったく澪がなかなか見ようとしないからだぞー」
「わ、悪かったな」
二ヒヒと笑いながらそう言って私がくじを渡すと、澪はちょっぴりムッとした顔をしながらもそれを受け取った。
「…えーと、あ、中吉だ」
くじの結果を見て、澪はほっとしたように一つ息を吐いた。
「お、良かったじゃん。私なんかさー、ほれ見ろ」
「あ、大凶じゃないか」
律、新年からついてないなー、と笑いながら言う澪に「こんなんお遊びだよ」と言い返す私。

「ほら、そろそろ行こうぜー」
まだどこか楽しそうに私のくじを見ている澪を置いて、私はそそくさと歩き出した。
「はいはい。…あ、そうだ。あそこにくじを巻いておかないとな」
「あー、そう言えば結果が悪い籤は、神社にある縄に巻いておくんだっけ?」
どうだったかなー、と思いつつも私は素直にくじを巻いた。

私の横では澪も私と同じように「中吉」のくじを縄に巻いていた。
「あれ、良いくじは持っていた方がいいんじゃなかったっけ?」
私は澪にそう言ってみたが、本当はよくわかっていなかった。
「そうだったかもしれないけど…」
私がそう言うと澪はほんの少し考えるような顔をしたが、くじを巻くのは止めなかった。

「ま、いいか。とにかく今年は中吉で良かったな、澪」
咄嗟にくじをすり替えたことを澪に気付かれないように、私は「中吉」の部分を強調した。
「私なんか大凶だぞ。ま、別に私は気にしてないけどなー」
そう、私自身は大凶だろうが中吉だろうが、別にどっちでもいいんだよ。

澪が私の側で笑ってくれるならさ。

ま、それが私にとっての一番の「大吉」だよなー…なんてね。
ちょっち照れるな、なんて内心で自分自身に突っ込む私。

「そうだな。…でも私も気にしないことにしたよ、くじの結果なんてさ」
「へ?」
澪の笑顔が見れてちょっぴり満足した気分になっていた私は、さっきまで散々くじを見るのを躊躇っていた澪が、今になってそんな事を言うので少し驚いた。
「なんだよ、さっきまではすっごい気にしてたくせに」
「うん、そうなんだけどさ…」

律が私の側に居てくれたら、大凶だって吉に代わるんだから。

「だからもう気にしないことにしたんだ」
澪は少しはみかむように笑いながらそう言って、私の手をギュッと握った。

「澪…」
「ほら行こうよ、律。皆が待ってる」
澪が私の手を引っ張る先には、唯たちが手を振っている。
私は少しだけ照れくさい気分になりながらも。
澪と二人で皆が居る場所へ、手を繋いだまま歩いていった。

end

またリラクマ状態になって、お気軽に書いてみました。
最近時事、季節ネタが全然書けなかったので、ようやく一つ書けた気分です。
クリスマスネタとかちっとも思いつかなかった。

これはやはり自分自身が「クリスマス?何、それ、おいしいの?」の状態だったから?
だって、全然ケーキ食べてないし!チキンばっかり食べてた、なぜか。

とにかく今年も能天気にお話書いて行こうと思っておりやす。
今年も頑張りますので、どうかよろしゅうご贔屓にー!

今年が皆様にとって良いお年になりますように。

いつもたくさんの拍手を頂き、本当にありがとうございます!
ごめんなさい(-人-)、コメントのお返事もうちょいお待ち下さい。
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ジャンル : 小説・文学

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