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風邪とライブと昔の君 【後編】 -あとがき 03-

Category : SS( 風邪とライブと… 【後編】 )
名前を呼ばれて、慌てて打ち合わせ通りにドラムを叩く。
沸き起こる大きな歓声。おー、サンキュー、みんな!!
マジに観に来てくれてありがとなー、感謝してるぜー!
俺は声援に向け、手を高く上げて応えた。
あー、でも腕上げるのがだりぃ…。

声援の中には、俺の名前を呼ぶ女子の声もたくさん聞こえてくる。
エヘ、なんか照れるぜ。ま、それはありがたいんだけど。
でも悪い、今はそれどころじゃあなくて。
俺はまたすぐに視線を、彼女の座る方へと向けた。

つーかなんであいつが彼女の隣に居るんだよ!
ま、まさか一緒に観にきたのか?
それとも単なる偶然か?…て、おいおい、それ以上近づくじゃねーよ!
だー!何肩に触れようとしてんだ、離れろ!今すぐ離れろー!
たく、なんだよあの野郎!教室以外でも目障りな奴だぜ!

そんな風に俺がステージ上から観客席の一点を凝視していると。
メンバー紹介がいつのまにか終わっていた。
俺は内心ムカツキを抑えなれないままに、スティックでリズムを刻む。
「ワン、ツー、スリー、フォー!」
耳と手は演奏に集中しながらも、目はチラチラと彼女の方を見てしまう。
ん?よく見ると彼女はあんまり、あいつに構ってないような感じもするな…。
こっちずっと観てるような…、てか俺を見てる!?
嘘、マジ?いや、まさか…。エヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘ。

「律!」
ベースを持った先輩が、演奏しながらこちらにちょっと近づいてくる。
俺を睨みつける目はリズムをキープしろ!と雄弁に語っていた。うわ、やべ。
俺は慌てて演奏に集中する。いかん、いかん。今はライブに集中しなきゃあな。
彼女も観てくれてることだし、うおー、熱なんか気にしてらんねー!
一瞬風邪を引いていることも忘れて、俺は演奏に集中した。
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テーマ : 二次創作:小説
ジャンル : 小説・文学

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