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風邪とライブと昔の君 【前編】- 04 -

Category : SS( 風邪とライブと… 【前編】 )
「…わー、もう結構人来てるね」
部活の友人が、体育館の中を軽く見渡しながらそう言った。
「本当ですね。まだ席ありますかねえ」
同じく一緒に来ていた後輩が、キョロキョロと視線を彷徨わせている。
私も彼女たち同様に、空いている席を探して少し歩いてみる。

学祭二日目。
初日に文芸部の当番を済ませた私と友達、さらに後輩一人を加えて。
私は軽音部のライブを見るために体育館に来ていた。

「秋山さん」
「あ。真鍋君…」
席を探して歩いている途中で声を掛けてきたのは、クラスの委員長。
「席ならこっちと後ろが空いてるよ」
そう言って彼が示した先は、彼の隣と後ろの席二つ。
「…あ!じゃ、じゃあ私たちは後ろに二人で座ろうかー」
「え?…あ、ああー、そうですねー、先輩!」
一緒に来た二人は急にそう言うと、そそくさと後ろの空いた席に並んで座ってしまった。

「え。ちょ…」
「澪ちゃんは真鍋君の隣に座らせてもらいなよ」
「そうですよ、先輩」
私の言葉を遮って、二人はどーぞー、どーぞと彼の隣を薦めてくる。
「良ければどうぞ、秋山さん」
「…あ、ありがとう」
断る理由もないので、私は彼の隣に座った。
座ってすぐにチラリと後ろに視線を向ける。
後ろに座る二人がちょっとニヤケ顔で私たちを見ていたが、私の視線に気付くとわざとらしく視線を逸らした。な、なんか誤解されてるんじゃあ…。

「意外だな、秋山さんもライブとか見るんだ」
「え?あ、うん。音楽はけっこう嫌いじゃないよ」
「へえ」
私ってライブとか見るイメージじゃないのかな?
でも、それを言うなら真鍋君だってそんな感じだけど…。
「僕は友人がギターで出るんで、こいこいって誘われたんだよ」
私の内心を読んだように、真鍋君はそう教えてくれた。
ギター、というと平沢君だろう。二人は幼馴染なのだそうだ。
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ジャンル : 小説・文学

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