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追憶の紋章 【16】 過去との決別 -07-

Category : 追憶の紋章【16】
「え!?な、なんでいきなりムギさんが、彼に剣で刺されなきゃいけないんですか!」
「い、痛い、痛いよ、あずにゃん。肩に爪が喰い込んでますから…」
あ、ごめんなさいと言って爪を隠す私。

すでに先程居た町を出て、人気のない山道を馬に乗って進むユイさん。
私はまた猫の姿に戻って、ユイさんの肩に乗っていたのだけど。
ムギさんの過去を聞く途中で思わず興奮して、爪を立ててしまった。

「にしてもなんでそんな…」
「呪いだよ」
「呪い…」
「ドラゴンを倒した初代の王は戦いの最中、ドラゴンの血を浴びちゃったんだ…」

***

「彼の剣で胸を刺された私は、お爺さんの手によって助けられました」

気付くと私は部屋の中に居た。
ベッドの上で眠っていた私は、ここはどこだろうと周囲を見渡した。
見に覚えのない部屋だけど、多分教会の中の一室だろうと勝手にそう思いながら、私は一度起きあがろうしたがピクリとも体が動かない。
私は一体どうしたのだろう。そういえば彼は…?
そうだ、確か私は森のいつもの場所で彼に会いに行って、それで…。
「大丈夫かな、お嬢さん」
私を心配そうに見詰めているのは、以前私と契約を交わした魔法使いのお爺さんだった。

自分の身に何が起こったのかまったくわからず混乱する私に、後の師となるお爺さんは私に魔法治療を掛けてくれながら、事の成り行きを説明してくれた。
彼がドラゴンの血を浴びて、その身に呪いを掛けられた事を…。

ドラゴンの血。
古来よりそれは神秘の力をもたらすとされていた。
ドラゴンの血を浴びて不死の体になった神話が数多くあるように。

だが神秘な力をもたらすとされるドラゴンの血には、また別の一面もある。呪いだ。
ドラゴンの血を浴びた英雄が、その呪いによって親族や愛する人を殺してしまったという神話も多い。今回彼が、王家の始祖が浴びた血には呪いがかけられていた。
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テーマ : 二次創作:小説
ジャンル : 小説・文学

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