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リラクマ状態はまだ続いております。

Category : SS( リラクマ 【4】 )
唯ちゃん誕生日用のリラクマSSを書いた後。
当サイトはやはり律澪ジャスティスサイトである訳だから、そっちも書かなにゃあ…と思い、妄…アイデアが溢れてきた感あるこのジャンルの続きを、また書いてみましたー。
律ちゃんboyのリラクマSS。良ければ下記よりどんぞ。

***

- 学祭が終わるまで、俺が一緒に帰ってやるよ。

最近学祭の準備で、私は帰りが遅くなっていた。
暗い帰り道を歩く途中、私は酔った小父さんに言い寄られせそうになった。
怖くて泣きそうになっていた私を助けてくれたのは、同じ高校の男子。
彼は小父さんを追い払ってくれた後、私を家まで送ってくれる際にそう言ってくれた。

私を助けてくれたのは田井中君だった。
田井中君…「りっちゃん」は私の幼馴染。
小さい頃は本当にいつも一緒だったけど、大きくなるにつれて何となく離れていった私たち。
私はそれが本当はとても寂しかった。

子供の頃みたいに、彼とまた話が出来たらなあ…。
いつもそう思ってたいたけれど、なかなかそんな機会は得られず、同じ高校に進学してからも彼とはほとんど接点がなかった。
それなのにいきなり二人きりで一緒に帰るなんて…。
そのあまりの急な展開に、私は最初かなり信じられない気持ちで一杯だった。
本当に彼は私と一緒に帰るつもりなのだろうか。

***

次の日の放課後。
「よう」
いつもの交差点で友達と別れて角を曲がると、そこには私の幼馴染が立っていた。
「り、…田井中君」
「昨日言ったろ。ほら、さっさと帰ろうぜ」
驚く私を気にも留めず、彼はスタスタと歩いていこうとする。
「ま、待って」
「おう、悪い」
彼は歩幅を縮めて、私と歩調をあわせてくれた。

りっちゃん、背が伸びたなあ…。
久しぶりに一緒に横に並んで歩いてみると、それがよくわかる。
ものすごく高いという訳ではないけど、以前よりずっと伸びている。
中学生の頃は、私とそれほど差がなかったはずなのに…。

「ん、どうかした?」
「え?あ、えと、あの田井中君、背が伸びたね」
急に話しかけられたので、私は思わず思っていた事を素直に言ってしまった。
「そうだろ!へへー、いやー、高校入る前くらいから結構伸び始めてさー」
中学の時はチビだったから苦労したぜ。俺バスケ部だったし。
とても楽しそうに話す彼。背が伸びたのが嬉しかったんだろうなあ。

「小さいのはやっぱちょっと不利だしなあ」
「え、でもバスケ部ではすごく活躍してたよね」
「え?そ、そんな事ねーよ」
「でも一年生で試合に出てた…て、誰かに聞いたことあるけど」
「ああ、まあそれは運が良かったようなモンでー」
照れているのか、ちょっと頭を掻きながら話す田井中君。
本当は誰かに聞いた訳じゃなくて、私自身が試合を観に行ったこともあるんだけど。
それは何となく言えなかった。

それから私たちは途切れることなく、いろんな話をした。
中学の時の話とか、今の部活の事とか。
私は小さい頃から人一倍人見知りで、今でも人と上手に話すのは苦手だ。
彼と二人きりになった時、話すことがなくて黙り込んじゃったらどうしよう。
臆病な私はすぐにそんな事ばかり考えて、彼に話しかける事をいつだってためらっていた。
でもいざこうやって二人きりで家まで帰る途中だけど、ちっとも気まずい感じなんかしない。
彼に話たい事がたくさん溢れてる。
彼も私と話すのを、とっても楽しそうにしてくれていた。

「…そうなんだよ、だから俺はさー、て。もう家に着いたか」
彼がそう言ったので、私もここがもう自分の家の前だと気づいた。
ああ、もう着いちゃったんだ…。
「いや、なんかすげー早く着いた感じするなー」
「うん…」
いつもなら遠いと感じる今までの道のりが、私も今日はものすごく早く感じられた。
私がまだ彼と話したいと思っているように、彼もそう思っていてくれているのだろうか。

「じゃあ、また明日な。同じ場所に居るから」
「あ、でも…」
いつもあそこで待っててもらうなんて悪い気がして、私は少し躊躇いの表情を浮かべた。
「いいじゃん、どうせ俺も部活あるしな。じゃなー」
彼は明るくそう言うと、手を振って私から離れていった。

「あ…、うん、また明日」
彼の後ろ姿に向けて私がそう言うと、彼は振り返っていつもの「ニッ」とした笑顔を見せながらもう一度手を振ってくれた。彼の笑顔を見た瞬間、私の心臓が一つ大きく高鳴った。
…また見れた。子供の頃何度も見たあの笑顔。
私は昨日と同じように、彼が歩いていった方をじっと見詰めていた。
今はただ真っ暗なだけの道。でも私はしばらくそのまま立ち尽くしまう。

ああ、やっぱり夢でもなんでもない、現実だったんだ。
今日の授業中ずっと、昨日の事は何かの間違いじゃないかと思っていた私。
でも間違いじゃない。明日も彼と一緒に帰れる。
「りっちゃん」と昔みたいに話せるんだ!
そう思うと私は嬉しくて嬉しくてたまらかなった。本当に嘘みたいだ。
心の中が嬉しさで一杯になっていくのが自分でよくわかる。

私は火照った顔を冷ます意味もあって、なかなか家に入る事ができなかった。

end


澪ちゃん完璧恋する乙女。ヘタレな律君も只今絶賛頑張っております。
んで、お約束。律君の方はと言いますと…。

***

「よーし!今日が気合の入れどころだ!今後の進展の為にも今日はハズせねー!」
澪ちゃんがお友達と別れるいつもの交差点の先。
角を曲がった所にある電柱の後ろに、隠れるようにしながら。
桜ヶ丘高校の校章を付けた男子生徒が、挙動不審な様子で立っていました。

淡い街灯がぼんやりと周囲を照らしているだけの場所。
そこで一人ブツブツと、何かずっと呟いている彼。
澪ちゃんの前では余裕のあるように見せていますが。
実は一杯一杯の田井中君。
道行く人たちからの訝しげな視線にも、まったく気づいていない様子です。
パトロール警官からの職務質問一歩手前の怪しさを醸し出していました。

***

一番最初に書いた短編のすぐ後、続きです。
真鍋君が出てきた話は、一緒に帰り始めてから数日後くらいですかね。
今後の展開もまあまあ書けてきたので、つどつどUPしていきますだ。

ああ、それにしても。
そろそろリハビリ状態から卒業して、長いお話書くべきかしらん?

ま、いいか。リハビリ、リハビリ。テヘヘッ(*゚ー゚)> マホウノコトバ

テーマ : 二次創作:小説
ジャンル : 小説・文学

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