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日記+ちょっとリハビリに書いてみました。

Category : SS( リラクマ 【1】 )
つい最近まで、15万HIT記念SSを集中して書いていたせいか。
ようやくそれを書き終え、後はUPしていくのみとなりまして。
さて、じゃあ他の書こうと思ったのですが。
なんだかまだうまく頭が切り替えられないような…。カイテルケド。
心はまだ、剣と魔法のファンタジー世界へ…。

てなわけで。
ここは一つリハビリ的に、何か短いお話を書いてみようと思ったりして。
で、どんなの書こうかなぁ…とボゥと妄想ゴホゴホ、…じゃなく考えてみると、
「あ、そうだ。前からいっぺん書いてみようかなあ、と思ってたあのジャンルでいこう」
と、思い書いたのが下記のお話。

あのジャンル?とは…律ちゃん男の子のいわゆる性転換バージョン。
澪ちゃんは女の子です。他のメンバーは…さてどうしよう。
リハビリだから、力いれずにリラックマでいこうと思ったら40分で書けました。
このジャンル?…でも良いよ、読んでやるよーな御方は下記よりどんぞ。

***

窓の外から、妙に騒がしい声が聞こえてくる。
昼食後。グラウンドで食後のスポーツを楽しんでいる声だろうか。

「あはは、男子達馬鹿やってるねぇ」
クラスの女子が数人、窓から外の様子を見てクスクスと笑っている。
「あー。一番うるさいってか、はしゃいでるの、軽音部の連中だね」
「あ、本当。田井中君と平沢君、テンション高いね」
苦笑交じりに話をする女の子の口から、外で居る男子の名前を聞いて、私は一瞬ビクッと心を震わせた。

「なんかライブ以外でもはじけてるねえ、田井中君たちは」
「でも私は、田井中君結構悪くないと思ってたりー」
「え、嘘、そうなの?うーん、まあ見た目は悪くないよね。でも、もうちょっと身長があったら良かったかなー」
「私よりは高いからいいよー」
「でもさ、軽音部の男子は皆競争激しそうだよ」
「そうだね。なんかけっこう人気あるよねー」
「ちなみ私は軽音部だったら、琴吹君がいいかも」
「あ、そっちかー」

キャイキャイと楽しそうに話す彼女たちを横目で見ながら、私はそっと立ち上がり、窓の方へ行ってみる。外では確かに軽音部に所属する三人を含む他男子数名が、サッカーに夢中になっていた。
声を上げて楽しそうに、おおはしゃぎでボールを奪い合う彼ら。元気だなぁ…。
動き回る彼らを見ていた私だけど、本当は一人の男の子だけをずっと目で追っていた。
さっき女子たちが話していた軽音部の一人…。

「澪」
「…え、あ、和。お、お帰り」
職員室に用があると行った和が、いつのまにか教室に戻ってきていた。
「ただいま。ん?澪、何見てるの?」
「え、ああ。その、えーといい天気だなあと思って見てただけ」
「そう?ちょっと曇ってるけど…」
「あ、えと、さ、さっきまでは晴れてたんだけどなあ」
私はそう言いながら、アハハと誤魔化すように笑った。
「あらそう。それより澪。次の授業は理科室に移動だから、そろそろ用意して行きましょ」
和がそう言った途端、予鈴のベルが鳴った。

「…そうだな。行こうか」
和にそう言いながらも、私はチラリと外へ視線を向けた。
外で遊んでいた彼らも、予鈴の音で一旦動きを止めて息を整えているようだった。
「澪?」
「あ、ごめん。今すぐ準備するから」
どこか名残惜しい気持ちを隠して、私は次の授業の用意をするために席に戻った。

***

「澪ちゃん、じゃあ、また明日」
「うん、また明日」
いつもの交差点で、私は部活仲間と別れて一人帰り道を歩いていた。
外はもうすっかり日が暮れて、周りは真っ暗だ。
生来怖がりの私としては、こんな遅い時間に帰ってきたくはないのだけれど。
今はもうすぐ開催される学祭の準備に追われていて、普段はのんびりと活動している文芸部も、遅くまで学校に残って学祭に出す雑誌の編集に頑張っていた。
部活動は好きなのでいいけれど、こうして帰りが遅くなって暗くなる中、一人で家に帰るのは私としては憂鬱だった。

それでももうしばらくの事だからと、今日も怖さを抑えて家路を急いでいた時。
いつもの少し狭い路地の道を歩いていると、向かいから少し酔っているのか、ふらふらとした様子で中年の男性が歩いてきた。私は内心ちょっと身構えたけれど、あまり気にせず通りすぎようとしたとき、不意にその男性が私の前に立ちふさがった。
「お嬢ちゃん。ここらへんでいいお店あるんだけど、良かったらちょっとお茶でもしない?」
ニヤケ顔を浮かべながら、そのおじさんはいきなりそんな事を言ってきた。
私は思わず驚いて、一瞬立ちすくんでしまった。

「ねえ、どうかなー、これからおじさんと一緒にさー」
そう言いながら、その人はどんどん赤ら顔を私に近づいていくる。
怖くなった私は言葉もなく、慌ててこの場から逃げようとした。
「あー、そんな怖がらなくていいからさあ」
逃げようとした私の手をおじさんは掴んだ。「キャ!」と私は悲鳴を上げてしまう。
「大丈夫、大丈夫。おじさんは別にひどいことしたりしないよ。ただ、お嬢さんと…」
「は、離してください」
泣きそうになるのを堪えて、私は何とかそう言ったけれど、おじさんはちっとも私の手を離そうとしない。
「ねえ、ちょっとだけおじさんとお話しよう。もちろんおじさんがなんでも奢って…」
「その手、離せよ、おっさん…」
もう怖くてどうしようもなくなっていたとき、急に後ろから低い声が聞こえてきた。
はっとして私は後ろを振り返る。あ…。

「なんだー、ガキ。お前には用はないんだよ」
「そっちになくても、こっちがあんだよ。てめえ、早くその手離せってんだよ」
後ろに怒りの形相を浮かべて立っていたのはりっ…じゃない、田井中君だった。
田井中君は私の手を掴むおじさんの手首を掴むと、思いっきり力を入れた。
「イテ、イテテテ!お、おい、離せ、こら」
「てめえがまず離せってんだよ」
彼はおじさんの手をぎりぎりと締め付けるように握っている。
「イテテテ、わ、わかった、わかったよ」
おじさんは痛みに顔を変えながら、ようやく私から手を離した。

「おい!もう離したろ!、イテテ、力抜いてくれよ」
「下手な真似すんじゃねえぞ」
そう言って、静かにおじさんから手を離す田井中君。
彼の手から解放された手首を、痛そうにしながらさするおじさん。
「とっとどっかいけや、エロジジイ」
背中を向けて私を庇う様に前に立つ彼がそう言うと、おじさんはいくつか悪態を吐いた後、すごすごと言った感じで歩いていってしまった。

「フン、ドラマーの握力なめんなよ。…おい、大丈夫か」
おじさんが居なくなったのを確認した後、田井中君は後ろを振り返った。
心配そうに私を見つめている。
「あ、ありが…グス、と、グスう…」
私はすぐに御礼を言おうとしたけれど、さっきまでの恐怖心が限界を超えて、涙がこぼれてしまいうまく言えなかった。
「わ、わ…な、泣くなよ。なんか俺が泣かしたみたいじゃん」
「ご、ごめん…グス…なグス…さい…」
「いいから、ほら、泣くなよ」

お前はホント、昔から泣き虫なのは変わってないな。

彼はそう言いながら、くしゃくしゃになったハンカチをポケットから出して、私の頬に伝う涙を拭いてくれた。
私は涙を必死に堪えようとしながらも、彼の言葉を頭の中で反芻していた。
昔から変わってない…。

「り…田井中君。グス覚えてたんだ」
「は?」
「だから、昔の事」
「昔?あー、まあ、そりゃ。俺たちその幼稚園の頃からずーと学校とか一緒だったし…」
「…うん」
「つーか、昔はよく一緒に遊んだじゃん、…だよな。覚えてるだろ」
「…うん」
覚えててくれた。
私はその事実に嬉しくて、心が明るくなっていくのを感じていた。
さっきまでの恐怖心も、どんどん消えていくようだった。
それからしばらくしてようやく泣き止んだ私。
そんな私を見て、彼は少しほっとした表情を浮かべると「家まで送るよ」と言ってくれた。
私と彼の家は近い。

久しぶりにこの道を彼と…「りっちゃん」と歩く。
小さな頃はよく二人、手を繋いで歩いたものだけれど。
だんだん大きくなるにつれ、私たちは徐々にその手を離していって。
高校生になった今では、同じ学校に居てもクラスが違うこともあって、ほとんど話をすることもなかった。それなのに今日本当に久しぶりに、二人揃って歩いている。
その事実が、私の心臓を動きを速めるばかりだった。

歩く途中、帰りが遅くなった理由を聞かれた。
「…あー、学祭の準備ね。軽音部でも、今日は学祭でのライブを成功させるためにみっちり練習をー…まあ、したかな?」
最後がなぜか疑問符になっていたけど、私は特に気にしなかった。
「じゃあ、学祭が終わるまでは、毎日こんな時間になるのか?」
「そう」と私が答えると、田井中君は「うーん」と言いながら腕の胸の前に組んで、何か考えているように顔を俯かせた。
急にどうしたのだろう、と私が思っていると。
彼はガバッと顔を上げると、私に向けてニッと笑った。
あ、この表情は昔よく見た…。

「よし、明日から俺が途中まで一緒に帰ってやるよ!」
子供の頃よく見た彼の笑顔を思い出していた私に、目の前の「幼馴染の男の子」が突然そんなことを言ってきた。
「え?」
「み、…秋山は昔から怖がりだったろ。俺、覚えてるんだぜー」
「…ま、まあ、そうだけど」
なんとなく私も思い出す。生来怖がりな私に、彼はよく意地悪して脅かしてきたっけ。
でも私が泣き出すと、決まってすぐに「ごめん、ごめん」と何度も謝ってきたけど。
…それにしても、今、彼は私を昔のように名前で呼ぼうとしたのでは?
「澪ちゃん」って。
そう考えると、なぜかさっきよりますますドキドキしてくる心臓。

「そ、それに女の子が一人で暗い中帰るのは危ない、うん。俺も今は軽音部の練習があって遅くなるからちょうどいいよ」
「でも…」
「いいから、いいから。それとも怖くてもいいから、一人で帰りたい?」
「…それは嫌かも」
「なら、いいじゃん。明日も今日と同じくらいの時間だよな」
彼はそう言いながら、携帯を出して時間を確認している。
「よし、じゃあ、また明日な」
「あ、え?」
「何?家はここだろ?」
「あ」
気付いたらもう私の家の前だった。

「じゃあなー」
「あ、あの!」
手を振って帰ろうとする彼の背中に、私は慌てて声を掛けた。
「ん、何?」
「あの…あ、ありがとう、助けてくれて」
「んー、別に大した事してねえよ。じゃあ、また明日な」
それだけ言うと、彼は今度こそ早足で私の家から離れていった。
私はしばらく家には入らず、彼が歩いていった方をボウと見詰めていた。

変わらないなあ、りっちゃんは。
小さい頃。しょっちゅう私を少しからかったりしてきて、その度に私は泣いちゃったけど。
でも私が他の男の子から意地悪されたりすると、すぐに助けに飛んで来てくれた。
私が本当に困ったり、悲しんでいたりした時は、いつもいろいろと笑わせようとしてくれたりっちゃん。

そんな「りっちゃん」と私は、中学・高校と進む中で徐々に疎遠になってしまった。
高校では軽音部に所属し、ドラムを叩く彼をライブで見ながら。
私は昔みたいに話が出来たらいいのになあ…と前からずっと思っていたけれど、結局私は何もしなかった。というより、できなかったと言った方が正しいかも。
第一私がそう思ってても、彼はそんな風には思っていないだろうと思ってたから…。
だから昔二人でよく一緒に遊んだことを、彼がちゃんと覚えてくれていたことが私は嬉しかった。
本当に嬉しい。

「でも明日も本当に一緒に帰るのかなあ…」
あまりにも突然な彼の提案に、私は先ほどまでの出来事が何かの間違いに思えてきて仕方がない。もしくは自分にとって都合のいい妄想をしちゃってるとか…。

今日の久しぶりに「りっちゃん」と話ができた喜びと、明日への不安と期待。
それらが入り混じって、私の心臓はいまだドキドキと鳴り響いて止まらなかった。

end

短編の範疇ですよね。ウン。
うーん、ちょっと性別変えてみたけど、あんまりなんか変わりばえしてないような。キノセイ?
澪ちゃん視点で書いて見ましたが、ちなみに律ちゃんの方はと言うと…。

***

「よーし!ようやく話すきっかけが掴めたぜー!」
彼女に触ろうとしたあのエロ親父には超ムカつくが、おかげでいいキッカケとなったぜ。
昨日の事を思い出し、顔を俯かせフフフと不敵に笑い出す軽音部部長。
「頑張って勉強して同じ高校に入学してからすでに半年。これまでなかなか話すことが出来なかったが…」
笑い声から一転、入学してから今日までのヘタレ…とにかく苦い過去を思い出してか、僅かに苦渋の表情を浮かべる。
「だがこれからは違うぜ!」
そう言いながら上げた顔には、どこか強い決意を秘めた表情が伺えた。
「これからが本番だ、徐々に昔みたいな感じになって、で、それから、それからー」

とにかく田井中律、行きまーす!

握り拳を作り、誰に向けて言っているのか、田井中律は高々とそう宣言した。
「…さっきから何ブツブツ一人で喋ってんの、律君?」
軽音部の部室で、さっきから挙動不審な様子を見せる部長を訝しげに見ている、ギター担当の平沢君。
「なんかようやく長年の片思いしてた相手に、接近することが出来たんだって」
唯の疑問に答える、キーボード担当の琴吹君。
一人なにやら意気込む部長と、それを温かく見守る?部員二人でした。

***

結局唯ちゃん、ムギちゃんも男の子にしました。
あずにゃんはどうしよ?女の子かなぁ。
やっぱり異性だと、両思いでも途中ちょっと疎遠になったりして…。
とか思って書いてみましたが、うーん、微妙かにゃー。

でもいいや、リハビリ、リハビリ。テヘヘッ(*゚ー゚)>

テーマ : 二次創作:小説
ジャンル : 小説・文学

Comment

はまりそうです!

こんにちは!
15万ヒット記念SS、毎回見させてもらってます やっぱり律澪は最高ですね!
今回の短編もいいですね!私は律澪、唯梓派なので律と唯は男でもいいかなって思います笑

短編でキュン死にしました。
これからも頑張ってください!

Re: コメントありがとうございます!

ぼん様
お久しぶりでーす。
15万ヒット記念SSを読んでいただきありがとうございます!
いやー、毎回試行錯誤しながら書かせてもらってます。
確かに律澪は最高、律澪は正義です!ジャスティス!

リハビリSSにもさっそくコメントくださってありがとうございます\(^▽^)/
キュン死にしましたなんて…テレテレ。テヘヘッ(*゚ー゚)>
私も律澪、唯梓派なので。やっぱり唯が男なら、あずにゃんは女の子ですかね。
ムギちゃんが結構どっちにしようか悩んだのですが…。結局男の子にw
続きはいずれ書いていこうっと…と決心致しました。いずれですがw

これからも頑張りますので、どうかよろしゅうご贔屓にお願いします!
コメントありがとうございましたー!
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プロフィール

書き人知らず知らず

Author:書き人知らず知らず
ようこそお越しいただきました。
こちらはけいおん二次創作SSサイトです。

ジャンルは『けいおん!』律澪
律澪はジャスティス。
いい言葉ですね。

百合的要素を含みますので嫌いな方や都合の悪い方は見ないことをお勧めします。

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当サイトはまんがタイムきらら原作、アニメ「けいおん!」中心の非公式サイトです。
原作者様、出版会社様、制作会社様とは一切関係ありません。

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