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追憶の紋章 【4】 晩夏の異変 -08-

Category : 追憶の紋章【4】
ミオはもう泣いていなかった。
私から静かに離れると、彼女はすぐ後ろにあるベッドに腰掛ける。
ミオは顔を俯かせながら、一瞬躊躇した様子を見せた後、私の服の袖をそっと掴んだ。
「ミ、ミオ?」
「…今日はずっと側に居て」
顔を俯かせたまま照れているのだろうか、顔を紅く染めしながら、私の服の袖をギュッと掴むその手は震えている。私はしばらくして彼女の言っている意味を理解した。と、同時に急に心臓が激しく音を立てて動き始める。
激しくなるばかりの胸の高鳴りが、直接頭の中に響いてくるようで、少し眩暈すらした。

思わず少し固まってしまい、しばらく身動きができないでいた。
するとミオがもう一度、私の名前を呼んだ。
「リツ」
上目遣いに潤んだ瞳で、私を見つめる彼女を見た瞬間。
私はすべての呪縛から解放されたような気がした。
「ミオ!」
私はミオの頬に手をあてて一度キスしてから、そのまま彼女に覆い被り二人してベッドに倒れこんだ。柔らかいベッドが私たちを受けとめてくれる。
「リツ…」
私の下にいるミオの涙で濡れた黒い瞳が、私の姿を映している。
私はなぜか溜まらない気持ちになって、彼女の唇に貪るように自分の唇を合わせた。

そのまま朝が来るまで私たちは何度も唇を交わし、互いの肌を合わせた。

何度も何度も「好き、愛してる」と、互いに言い合いながら…。

To be continued…
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テーマ : 二次創作:小説
ジャンル : 小説・文学

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