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スカイハイ【Last】 - 02 -

Category : スカイハイ【Last】
食事を終えると慌ただしく着替えると、二人一緒に家を出た。
駅に行くまでの道すがら、澪は今日のスケジュールや他の細々とした事を話している。
「なぁ、澪」
「今日はさわ子さんが久しぶりに一緒に、ん、何?」
「あのさ、やっぱりもう一緒に暮らそうよ」
澪の話を聞きながらも、私はふと思いついたように言ってみた。

「…今、仕事の話してたんだけど」
「わかってるよ。でもどうせ事務所についてもまた話すだろ、皆にも」
「まあ」
「だから事務所に着く前にさ。なぁ、澪」
今朝も恋人同士の甘ったるい朝の風景みたいなのを堪能していたわけですが。
実は私は澪と一緒に暮らしているわけではない。
澪は私の住むマンションから30分くらい離れた所で一人暮らしだ。

「な、澪」
「駄目だよ」
「なんで」
「だって一応社内恋愛禁止だし」
「社外はいい、てさわちゃんも言ってたじゃん」
「でも、そのけじめみたいなのが」
「昨日だってうちに泊っていってるし。てか、最近はほとんど、どっちかの家に泊ってるじゃん」
「ま、まぁ、そうだけど」
「いいじゃん、私も澪も仕事は真面目にやってるし」
「う、うーん」
以前から何度もこの話をしているのだけど、澪はどうにも承諾を渋っていた。
もう一年以上もたってるわけだし、そろそろいいんじゃないかなぁ。
まぁ、社員としての澪の立場もわからなくもないけどさ。

「でもやっぱりまだちょっと」
ある程度予想していた通りの澪の返答に、私は少しだけ溜息を吐いた。
「ごめん」
「いいよ」
私自身、それ程事を急いでいる訳じゃない。
もちろん澪とは一日でも早く一緒に暮らしたいんだけどねー。
ま、今でも一緒に暮らしているのと大差ない生活だし、もう少し待ってみましょうか。

「でも考えておいて欲しい」
「うん」
「…あのさ、澪、私はさ」
「ん?」
「澪が来てくれるまで、ずっとここでなんとなくふわふわ浮いてるような気がしてたんだ」

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ジャンル : 小説・文学

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