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スカイハイ【14】 - 10 -

Category : スカイハイ【14】
「でも仕事に支障をきたすような真似したら、わかってるでしょうねー」
澪を含む私たちバンドメンバー全員に、睨みを利かせながらそう言うのも忘れない。
うん、前言撤回。結構厳しい一面もある教師になるかも。

「ま、どうせ駄目だっていっても、好きなもんはしょうがないでしょ」
そう言って笑うさわちゃん。
時に緩かったり、時に厳しかったりしても。
さわちゃんはきっと生徒に好かれる先生になっていると思う。

「澪、これからよろしくな」
「律」
「改めて、私たちもよろしくお願いしますね」とムギ。
「お願いしまーす」とは唯。
「是非律さんの私生活をしっかり監視してくださいね、お願いします」
余計なひと言を付け足す梓。
「こ、こちらこそよろしくお願い致します!」
生真面目にそう言って深く頭を下げる澪。
ああ、夢じゃない。本当に今、彼女が私の側に居る。
なんだかようやく実感できた気がする。
もうどうしようもなく嬉しくて仕方ない。なんだか叫びたいくらだ!
ハレルヤー!

「やれやれ。大変かもしれないけど、まあ、これはこれで…」
少しは律ちゃんの素行も収まるかもしれないし、いいとしましょうか。
そうしみじみとした口調でさわちゃんが言った瞬間、まだお辞儀したままだった澪の頭がスッと上がった。
「あの、律、いえ、田井中さんの素行て、なんですか?」
一応会社内だという事を思い出したのかな。
澪ってば急にそんな固い口調になっちゃてー…とか言ってる場合じゃない!
「ああ、それはね…」
「さー、さわちゃん!そろそろ仕事に戻らないとなぁ!ほら、皆も!」
私は話を遮るように大声でそう言うと、全員を屋上から出るように促がした。

「いや、なんだか今日はすごく仕事がしたい気分だよ、よーし、頑張る…」
「律さん、お仕事の時は真面目なんだけど、それ以外はだらしなくて」
ちょっと梓さん。流れを読んでくれないかな。
「ライブ終わった後はいっつも、飲みに行っちゃって。その後はどこで何してるか、さっぱり」
片手を頬に当てて、少し困ったような様子を見せるムギ。おいおい。
「それで家にも帰ってない事多いんだよね。で、たまーに連絡取れないの。でも最近はそれも少なくなってたんだけど。あ、でも昨日はきっとこの前知り合った子がいて、たぶんその子の…」
「ゆーいー!!!」
さすがにそれは駄目、止めて、勘弁して。反省してる、て言ったろ!

「とにかく軽いというか、なんというか。まぁ、仕事に関しては真面目だから大目に見てたけど、それもちょっと、ね。ま、でも本命の彼女が出来たなら、律ちゃんも落ち着くでしょ」
だから秋山さん、よろしくね。
そう言うと、さわちゃんは「さぁー仕事、仕事」と言って屋上から出て行った。

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ジャンル : 小説・文学

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