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スカイハイ【13】 - 11 -

Category : スカイハイ【13】
「それもどうだかねー」
まぁ、私も個人のプライベートな事に、あんまり干渉したくはないんだけどね。
そう言うと、さわちゃんは少し困ったように眉を寄せる。
「でもバンドメンバーの私生活が少々乱れていたしたら、感心はできないわけよ」
「乱れてる、て」
そんなことないよー、とか適当に言葉を濁しながらヘラヘラと笑って誤魔化す。

「それじゃ、一応聞くけど。昨日はどこでお体を休めていたのかしらん、リーダーさん」
「え?そ、そりゃ家で」
「へぇ。実は私昨日の夜、りっちゃんの家に行ったんだけど」
「え、嘘!?何時頃?なんで、また?」
「嘘よ。にしてもなんかえらく動揺してない、りっちゃん」
「…」
誘導尋問かよ。
まんまとひっかかった私は、内心で小さく下打ちする。

「ま、いかにも昔のミュージシャンよろしく、多少の火遊びもいいけどね」
どこか呆れたようにそう言うさわちゃん。
「いや、なんの事だか」
それでもとにかく私は、誤魔化すのを続けようとする。
でないとなんか梓の視線が痛いんだよね。

「でも、本当に自重してよ。バンドのイメージダウンなるような真似したら、ただじゃおかないわよ」
「だから何の事だかわからない、てば」
口ではそう言いつつも、私自身多少は反省しているのだ。
本当に、今後は多少自重しなくちゃなぁ、とはいつも思うんだけど。

忙しい日々の中、たまにポカと空いたようなお休みの日。
そんな日は、私は何をしていいかわからなくなる。
ドラムの自主練習はもちろんのこと、CDを聞きながらまったりするとか、普通に部屋の掃除とか(ま、それはたまにだけど)、することはそりゃあると言えばあるんだけど、どうにも何をすればいいかわからなくなることがあった。
まるで胸にポコと穴が空いたような、そんな気がしてどうにもじっとしていられなくなる。

それをどうにか、一時的な誤魔化しでもいいから埋めたいような気がして、それでふらふらと飲みに行って。そこで知り合った子たちと、なんとなく話して遊んで。
それだけで終わる時もあるし、そうじゃない時もあったりと。まあ、そんな感じ。
(但し私はうちのバンドのファンの子にだけは手を出さない、と決めている)

でもここ最近は忙しかったのもあったし、私自身こんなのいつまでも続けるのがいいとは思っていなかったのもあって、それなりに品行方正な生活を続けていたのだけど。
昨日はその久々のオフで、そんで久々にそういう事になりまして…。
でもあえて言い訳させてもらえるならば、私は今の季節がどうにも嫌いだからだ。
この頃になると、私は少し情緒不安定になってしまう。それがなぜか、なんて考えたくない。

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ジャンル : 小説・文学

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