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スカイハイ【13】 - 03 -

Category : スカイハイ【13】
「なんか気になるな、言いたいことがあるならどうぞ」
「別にー、ただ私はてっきり」
りっちゃんが今日いつもより早いのは、昨日の夜にどこかの飲み屋かバーで知り合った女の子と意気投合して、その子の家に泊まっちゃったまではいいんだけど、目が覚めたらやっぱりまずかったかなぁ、と思ったりっちゃんはその子が起きる前にこっそり家を出たんだけど、自宅のマンションに帰って着替える時間はなくて仕方ないからもうそのままここに来ちゃった。
「…とか、想像してみただけ」
唯は一気にそこまで言うと、喉をうるわすように紅茶をゴクリと音を立てて飲んだ。

「…エ、エスパー?」
昨日の私の行動をほぼ正解に当てた唯。いつからそんな特殊能力を?
「あ、ほんとうにそうだったんだ。結構適当だったんだけど」
しれっとした口調で唯はそう言った。

「的確すぎたよ」
もう今更隠す気がおこらない私。
「にしても行動パターンが専門学校行ってた時と変わらないね」
どこか呆れた口調で話す唯。
それはさっき自分自身でもそう思っていた処ですよ、唯さん。

「さわちゃんにバレたらまた怒られるよ~」
さわちゃん、とは私たちバンドのマネージャーだ。
最初に私たちをスカウトに来た女性、それがさわちゃんだった。
それまでさわちゃんは事務所では新人バンドのスカウトから、他にもいろいろな仕事をまかされていたけれど、半年程前から私たちの専属のマネージャーになっていた。

「なるべくご内密にお願いします」
「別に言わないけどさ」とは言ったものの、多少渋い顔をしている唯。
いや、わかってるよ、唯。
今がバンドの大事な時期だからってのはわかってる。
ここで下手な噂が流れて、バンドのイメージを壊すのはよくないて事も。
なのになんでかなぁ。時々そうやって馬鹿な事しちゃうんだ、私。

「自重します」
「まあ、私は別にいいんだけど。でもさわちゃんだけじゃなくて、あずにゃんも怒ると怖いから」
梓には前々から、私の私生活の乱れ?がバンドにとって良くないと、何度か文句を言われた事がある。確かに悪いのは私なので、さして説教じみた文句を言われてもさして反論することなく、適当に流してきたわけなんだけど。
「あずにゃんが機嫌を損ねると大変なんだよー」
大変と言いながらも、唯の表情はどこか緩んでいる。

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