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スカイハイ【12】 - 03 -

Category : スカイハイ【12】
- そろそろ返事をしないと、だよ。
やっぱりね。
「うん、そうだな…」
唯に言われるまでもなく、それはわかっていた。
歯切れの悪い私の返答に、唯はなんとなく気付いたのだろう。

- …まだあの子に話してないの?
そう聞いてきた。
「いや、話はしたよ」

- ふーん、それで?
「それで、と言われてもね。なんだかいろいろ私もわからなくなってる処」
私がそう言うと、唯はまた「ふーん」とだけ応える。
「ふーん…て、それだけ?」
もう少し興味を持って欲しいんですが、我が友よ。

- りっちゃんがわからないのに、私がわかるわけないよ。
そりゃ、ごもっともだけどさ。
そう内心ぼやきつつも、とりあえず私は今まであった事を唯にかいつまんで話した。
「てな訳で今は絶賛ストーカー中」

- 訴えられるのも時間の問題なんだね。
「訴える方になかなか会えないんでね」
唯の軽口に私も同じように答える。

しかしこうも会えないとなると、やはり澪が私を避けているのは間違いなかった。
だが澪が大学に来ているならば、必ずこの駅を利用しなければいけないはずだ。
知らぬ間に私は彼女を見落としているのだろうか…。

- とにかくどうするか、まだ言えないの?
「…悪い」
澪ともう一度会って話をしない限り、私の気持ちが収まらない。
情けないけど、これが今正直な気持ちだった。

- 恋は盲目、だよね。
どこか楽しそうにそう言う唯だったが、彼女とて困っているだろう。
「本当にごめん。…唯だけでなく梓やムギにも申し訳ないと思ってる」

- りっちゃん。
「ごめん、でも、どうしても…」
話しながら無意識に携帯を握る手に力を入れてしまう私。

- しょうがないよ。
「え?」
いつのまにか俯いてた私は、唯のどこか優しげな声にハッと顔を上げた。

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ジャンル : 小説・文学

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