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もはやリハビリがどうとかじゃないSSS

Category : 更新記録/日記
(心の)再開の目処がまだたっていないスイマセン、書き人知らずです。
ただ空いた時間に思いつくままにハゲ散らかし…じゃなく書き散らしたものを久々に。
本当に短く、また続ける気はない単発SSS。
とりあえずただなんとなく書いてみただけですが、良ければ下記よりお読み下さいませ。

***

「WWWC(スリー・ダブリュー・シー)」。
人類が地球を飛び出し、宇宙へと広がった現在。
あらゆる国の内乱・紛争、組織テロ、犯罪等のトラブルを解決するために設立された機関。

犯罪トラブルに対処する専門機関としてその名を知られたここ「WWWC」は、本社中央にあるマザーコンピューターを軸とし、選ばれた各種の犯罪解決のプロが揃っている。
マザーコンピュータは全宇域のあらゆる情報に精通し、犯罪が起こった際には「WWWC」に多数所属する犯罪トラブルコンサルタント(略してトラコン)の人選を決定する権限もあった。
今現在もマザーはとある地域で確認された犯罪組織の検挙にあたり、最適な人員は誰か精査している真っ最中だった。

マザーが設置されている中央管制塔内の一室で待っている一人の男性は、少し苛々とした様子を見せながら部屋の中を右へ左へと歩いていた。男性は壮年といえる年齢で、「WWWC」内ではそれなりの地位と権限もあったが、人員選出に関してはマザーの意向は無視できない。

その膨大な情報と光の速さ並みの計算力を駆使するマザーが、今回の事件に関して誰を選ぶか。男性はその点について深く苦慮していた。彼が望まぬ人選を、マザーが決定する可能性がある。
つい望まぬ未来を想像し、男性はますます苛立った様子で部屋の中を歩き回っていた。

***

「今回の犯罪組織に関する検挙に関して、私としては大変、大変不本意であるが!」
そこで一旦言葉を止めた壮年の男性は、大きな溜息を一つこぼすしながら、嫌々といった感じで話を続けた。
「…君たち二人が選ばれた」
直属の上司から、あからさまにがっくりとした態度を見せつけられながらもそう告げられたのは、男性の正面デスク越しに立つ若く、そして充分美しいと言っていい二人の女性。

「いや、別に無理して選んでくれなくても良かったのに」
そう言ったのは男性から向かって右側に立つ、ハチミツ色の髪をした女性だ。
短く揃えた後ろ髪とは対照的に、長く伸びている前髪をカチューシャで上げている。
丸い大きな茶色の瞳は溌剌とし、その表情は口調と裏腹にどこか楽しげだ。

「わ、私たちよりもっと最適な方がたくさんおられると思うんですけど…」
少しオドオドとした様子でそう言ったのは、男性から向かって左側に立つ黒髪の女性。
長く伸ばした黒髪が美しく、髪と同じ色の少し釣り上った瞳が不安そうに揺れている。

「俺だって心からそう思うが、マザーがそう決定したんだよ」
相変わらず対照的な様子を見せる二人に、上司はまた内心で軽い溜息を零す。
心からの本音兼皮肉を彼は二人にぶつけるが、両者共それ程気にした様子はない。

彼の前に立つ二人の女性は、れっきとした「WWWC」のメンバーである。
全宇宙に広がる地域、国家、小規模なコミュニティに至るまで、あらゆる犯罪トラブルを解決するトラブルコンサルタント。略してトラコンと呼ばれるメンバーに、若干十九歳の若さで選ばれた二人は、もちろんただの一般人ではない。

「ま、マザーは私たちの能力を正しく評価してくれてるから、当然の結果かもね」
得意気にそう話すハチミツ色の髪の女性の名は「リツ」。
「私は別に評価してくれなくていいんだけどなぁ…」
いまだどこか落ち着かない様子を見せている黒髪の女性の名は「ミオ」
二人は幼稚園の頃に出会ってから、共に大学まで一緒という幼馴染の間柄。
大学時代に二人揃って「WWWC」にスカウトされたのだ。

「WWWC」はその成立の経緯、内容からして、当然かなり知力・体力共に相当優秀な者でない限り入る事はできない。だが二人はある特殊な理由と、互いの得意分野を活かした行動が「WWWC」認められたのだ。すでに二人はこれまにもコンビを組み、各種の犯罪トラブルを解決してきた実績もある。その点を中央の「マザー」は二人を高く評価するゆえんなのだが。

「マザーが決定した以上、君達に拒否権はない」
厳かな口調で上司は部下にそう告げる。
確かに「WWWC」に入った時点で、組織からの束縛を受ける事を二人はある程度覚悟していた。
ある程度は、だが。

「…とにかく今回は穏便に、穏便に頼むぞ」
先程の威厳のある上司からの命令…と言うよりどちらかというと懇願にも似た口調で、彼は大事な点を付け加えた。
「えー、なんですか、それ。いつだって私たちは犯罪を未然に防いできたじゃないですか」
リツが頬を膨らませながらそう言うと、上司は一瞬にしてこめかみを引きつらせた。
「そうですね。まあちょっと、やり過ぎたとこもあったかもしれないけど」
控えめにではあるが、そう言ったミオも多少不服そうな表情を見せていた。

「未然、未然…」
頭痛とこめかみの動きが抑えるためか、彼は額に手を当てる。
確かに彼女たちはこれまで犯罪を「未然」に抑えてきた、と言っても間違いではないのかもしれない。しかしなぜか「未然」に防いできたのに、毎回周囲への損害規模が半端ではない。
一番最悪な時など、惑星の半分が消し飛んだのだ。
もちろんそれには致しかない事情があり、彼女たちがいなければ半分どころか、もしかして惑星ごと吹っ飛んでいたかもしれないとわかっていても。

「と、と、とにかく。今回何かまた問題を起こしたら…」
過去に起こった数々の彼女たちの仕事内容を、頭の中で走馬灯のように思い出しながらも、彼は何とか平静を保って話を続ける。
「今度こそお前ら二人を、ここから叩きだしてやる!」
しかし最後の時点で本音が出た二人の上司たる彼は、大きな声でそう叫ぶのであった。

***

いわゆる「ダーティー○ア」のパロです。久々に見る機会がありましてー。
ケイとユリの雰囲気て、見た目はまんま律ちゃん澪ちゃんだなぁー、とか思ったら妄想スタート。

ただ性格的に犯罪組織を相手にするなんて、澪ちゃんは無理だよね、とは思いましたがw
いやいや、そこは性格をカバーする特殊技能があって…みたいな妄想は半端ない。
で、気づいたらキーボードがポチポチーとね。

ヤマもオチもなくてホントすんません…。



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