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スカイハイ【10】 - 06 -

Category : スカイハイ【10】
私は今日まであった事を全て澪に話した。
就職活動しながらも、バンド活動もしていた事を。

「前に澪と会った時、高校時代からのメンバーとは数回合わせただけでライブはしてない…て言ったよね」
「うん」
「あの時は本当にそうだったんだけど、それから唯に頼まれて。あ、唯てのは…」
「平沢さんだよね」
「そう。…て、あれ?澪は唯の事知ってるの?」
「前にも言ったかもしれないけど。軽音部は人気があったから、皆結構有名人だよ」
「あ、そう…」
うーん、じゃムギの事も知ってるのかな。

「とにかくその唯が、急にプロを目指すとか言い出して」
「プロ?」
「そう、それで四人でバンドしたいとも言ったんだ」
「四人?」
「あ、もう一人新しくメンバーが居てさ」
私と唯、そんでムギ…あ、ムギて琴吹紬。え?あ、そう。二組の。
やっぱ澪知ってるだな。

「で、合わせて四人で一度だけ、一度だけライブすることにしたんだ」
本当にあの時は、一度だけやってみたら唯も納得するかな、とか軽い気持ちだった。
だってそんな簡単にプロになんてなれるわけないし。
…そう思ってた。

「えっと、前にライブなんてしてない、て言ってたのにさ。嘘吐いててごめん!」
そう言って私が頭を下げると、澪は「いいよ」と言いながら私の頭を撫でてくれた。
あー、澪しゃん、天使!
「いやー、でも結局二度程しちゃったんだけどね」
彼女の優しい手に癒されながらも、誤魔化すように少し笑いながらそう言って澪を見てみると、話の続きを待っているようにじっと私を見ている。…お、怒ってないんだよね。

四人でライブをしたい。
唯と同じ想いはなんだかんだいっても私にもあった。
だから結局完全には拒めなかった。でも、それでも。
「一応四人でライブも出来たし、私はそれでもういいかな、て思ってんだ」
本当にそう思ってたんだ。
あのライブハウスのオーナーが、私たちに声を掛けるまでは本当に。

でもたったその二度の事で、私たちにチャンスの女神が振り向いた。

「ライブした後、しばらく何のリアクションもなかったんだ」
だから私はもうすっかり諦めていたし、唯たちだってそれは同じだと思う。

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ジャンル : 小説・文学

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