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スカイハイ【10】 - 03 -

Category : スカイハイ【10】
「いや、綺麗な髪だな、と思って」
「そ、そう…?」
「うん、すごく綺麗」
私は彼女の髪を一房指ですくうと、軽くキスを落とす。
「私とは大違いだ」
「え、そんな事ないよ。律の髪はいつもふわふわで触るとすごく気持ちいい」
照れ隠しもあってか、少し口調が早くなりながらも澪はそう言ってくれた。

「そうかー」
「そうだよ。律の髪も綺麗」
澪は背を向けたままの態勢で腕を伸ばすと、私の髪をそっと触れた。
「柔らかくて、綺麗」
「ありがと」
素っ気なく答えたけど、私は内心ちょっと照れくさかった。

「よし、こんなもんだろ」
ドライヤーを止めて澪の髪にブラシを入れる。
「ありがとう」
「いいよ、これくらい」
そんな風にまったりと穏やかな時間を二人で過ごしているのだけど、私はやっぱり落ち着かない気分だった。夕食後、すぐに話を切り出そうと思っていたのに、結局まだ何一つ話していない。
もうさすがにここらへんで話を切り出さないと、今日は言えないままに終わってしまいそうだ。

「律」
「ん?」
「どうしたんだ、今日は。なんか少しボーとしてないか?」
「そ、そんな事はないけど」
「何かあったんなら、私で良ければ話聞くよ」
私で良ければ…ではなくて、澪じゃないと駄目なんだけどね。
ええい、ちょうどいいタイミングだ。

「あのさ、澪」
「うん」
「この間さ。バイト先から、あ、バイトって楽器店のね」
澪は少しきょとんとしながらも、私の話に頷く。
「そのバイト先からさ。この間その、社員にならないか、て話があって」
「え、そうなのか」
「うん…」
私が頷くのを見ると、澪は嬉しそうに表情を明るくする。

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テーマ : 二次創作:小説
ジャンル : 小説・文学

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