スポンサーサイト

Category : スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スカイハイ【10】 - 02 -

Category : スカイハイ【10】
ああ、今日はせっかく澪が来てくれているのに。
これから話す事を考えると少々不安で、私は純粋に二人きりの時間を楽しめなかった。
せっかく和の協力を得て、彼女の家に泊ると両親に嘘まで言って澪はここに来てくれたのに。

「律、コーヒーでも飲む?」
「うん。あ、ちょい待った」
腰を上げてキッチンに方へと向かう澪を止め、私は素早く立ちあがる。
「それくらいは私が入れるから。てか、私にやらせてよ」
ちょっとは動かないと太るよ。
なんてちょっと笑ってそう言うと、私は二人分のコーヒーを用意し始めた。

今日こそは言わないと。
もうこれ以上黙っていいはずはない。澪にちゃんと話さないと。
ポットからお湯をカップに入れながら、私は弱気になりそうな自分にそう言いきかせた。

***

「はい、どうぞ」
お風呂上がりの彼女に、私は冷たいジュースを渡す。
「ありがと」
そう言って私からグラスを受け取った澪は、美味しそうにジュースを飲んでいる。
風呂上がりで少し紅くなった澪の首元が視界に入ると、私はなんだか妙な気持ちになってくる。
…て、いやいやいや。今はそんな気分になってる場合じゃなくて。

「あ、あのさ、澪」
「ん?」
グラスをテーブルに置いた澪は、バスタオルで髪を拭きはじめる。
彼女の長い髪を乾かすのには、多少時間がかかるだろう。
「なに、律?」
「い、いや、いいよ。ほら、早く髪を乾かさないと風邪引くぞ」
今日も寒いからなー、と言いながら、私は澪の手からバスタオルを奪うと、彼女の髪を優しく拭いてあげる。

「じ、自分でするから」
「いいから、いいから」
少し恥ずかしがる澪を気にせず、私はドライヤーも使って髪を乾かしていく。
それにしても綺麗で、艶やかな黒髪だよなぁ。私とは大違いだ。
「なんか言った?」
私にされるがままの澪がそう聞いてきた。あれ、口に出てたかな。

関連記事

テーマ : 二次創作:小説
ジャンル : 小説・文学

Comment

非公開コメント

プロフィール

書き人知らず知らず

Author:書き人知らず知らず
ようこそお越しいただきました。
こちらはけいおん二次創作SSサイトです。

ジャンルは『けいおん!』律澪
律澪はジャスティス。
いい言葉ですね。

百合的要素を含みますので嫌いな方や都合の悪い方は見ないことをお勧めします。

当サイトはリンクフリーですのでリンクをしていただけると嬉しいです。相互リンクもよろしければ大希望です。

当サイトはまんがタイムきらら原作、アニメ「けいおん!」中心の非公式サイトです。
原作者様、出版会社様、制作会社様とは一切関係ありません。

最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
最新コメント
最新トラックバック
けいおん時計
リンク
ランキング

FC2Blog Ranking

RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。