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スカイハイ【8】 - 10 -

Category : スカイハイ【8】
「ほれほれ、笑って、笑って、澪しゃん」
「わ、バカ!何して!ぷふ、あはは、バカ、くすぐるなー!」
ちょっとだけ背中や脇の下を触り、澪をくすぐって笑わせる。
「止めろ、バカ!」
「イテ!」
だけどすぐに澪の鉄拳が頭上から落ちてきて、私は彼女から少し離れた。

「イテテ。なんか最近ちょっと澪さん、ワイルドになってきたような…」
「誰のせいだ、誰の」
「りっちゃんでーす」
頭を手で抑えながらおどける私を、澪はくすくすと笑っている。
良かった、やっと笑ってくれた。

「ごめん、ちょっと強かったかな…」
まだ手を頭に乗せている私を見て澪はちょっと心配になったのか。
澪は自分の手を、私の頭に持ってくると優しく触れてくる。
それは私としても嬉しいし、澪も無意識にそうしているのだろうけど。
今、彼女と私は大変至近距離にいたりします。とっても近いです。

「澪…」
私は道行く人の視線から遮るように傘を斜めに傾けると、そのまま彼女の唇に自分のそれを軽く触れ合わせた。唇を触れ合わせた瞬間、澪は体を一瞬ビクッと震わせる。

傘で隠しているとはいえ、こんな往来での不意打ちのキスに澪はまた怒って殴ってくるかな、と私は覚悟していたけれど、予想に反して彼女の手は動かなかった。
そんな彼女の反応をいいことに、私は一度離した唇をもう一度彼女の唇に押し当てて、今度は少し深いキスをした。

しばらく澪の柔らかい唇を傘の下で感じた後、ようやく満足した私が唇を離した瞬間。
真っ赤になった顔を俯かせ、先程とはまた別の意味で体を震わせる(多分怒り)澪を見て、私は思わず後ずさってしまった。
「こ、このバ…こ、こんな処で…」
「ご、ごめん、澪!その、つい、出来心と言いますか…」

バカ律!!

澪が叫ぶと同時に、私の頭にさっきの倍の痛みが頭を貫いたのでした。

To be continued…

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