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スカイハイ【7】 - 07 -

Category : スカイハイ【7】
「澪…」
「律は悪い人なんかじゃない」
「…ありがと」
そう御礼を言った後、私はすぐ目の前にある澪のさらさらとした黒髪をそっと撫でた。

「本当に私が悪いのに。私が自分から頼んで律の家に泊めてもらってたのに。なのにお父さんたち全然話聞いてくれなくて」
「澪のお父さんたちは、私の事で何て言ってたの?」
さっきのたらし発言もあるから、ちょっと聞くのは怖い気もするけど。
「ごちゃごちゃ言ってたけど。…私は信じてないから」
「どんな事?澪、私は怒ってなんかいないから、本当の事言って」
「…」
「大丈夫だから」
私は片手で澪の体を抱きながら、もう片方の手で彼女の髪を撫でる。

「学生の癖に遊んでばかりで、将来の事なんて何も考えてない」
大当たりです。
「それで」
「お前が付き合うべき友人じゃない…て」
ある意味それは正しいんだ、きっと。
「他には」
「律、もう…」
「いいんだ。ちょっと今までの反省も兼ねて聞いておきたいし」
「…」
澪は少し迷ったようだが、私が何回か促がしたので観念したように話出した。

まあ、澪の話を聞く限りだ。
探偵だが何だか知らないが、実によく調べてらっしゃいます。
そりゃ多少は腹立つけどさ。我ながら情けないかな、否定する処がない。

「律、律。ごめん、ごめん、なさい…」
図星なだけに少々沈黙していしまった私を見て、澪が申し訳ないと思ったのか目に涙を浮かべながら謝ってくる。
「あ、いやいやいや。怒ってないから。もう、結構その通りで」
私は大慌てで泣きだしそうになる澪を宥めた。
いやー、実際私てば高校卒業してからは、ほとんど遊んでた記憶しかないしな。

「律…」
「だから澪は気にしなくていいから…ん?」
まだ目に少し涙を溜めたまま、澪は私をじっと見ている。

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テーマ : 二次創作:小説
ジャンル : 小説・文学

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ジャンルは『けいおん!』律澪
律澪はジャスティス。
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