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スカイハイ【7】 - 05 -

Category : スカイハイ【7】
「お母さんも律の家にずっと泊っている事にはいい顔はしてないけど」
さすがに家に監禁するまではちょっと行き過ぎじゃないか、そう思ってたみたい。
それで今日は外出することに、澪のお母さんはあまりいい顔はしなかったものの、結局反対はしなかったのだとか。

「そうか」
「大学の事もあるし。いつまでもお休みしてる訳にはいかないから」
「それもそうだな。あ、和も心配してたぞ」
「そう…。連絡したいけど、まだ携帯取り上げられたままなんだ」
では、と私が持っている携帯を澪に貸してあげた。

「澪、今日は一緒にいれる?」
私の携帯を受け取った澪が彼女に電話する前に、私はそう聞いてみる。
「うん」
首を頷かせる澪の姿を見て、私は少しホッとする。
澪が和と短く電話で話している間に、私は彼女の着替えと風呂の準備を始めた。
澪が持ってきた小さなバックでは、泊りの用意等はないだろう。

和に電話をすませた後、私は澪にすぐに風呂に入るように勧めた。
先程よりマシになったとはいえ、彼女の体はまだ冷えている。
このままでは風邪を引くかもしれない
「着替え用意してるから。ゆっくり温まるんだぞ」
「…わかった」
少し緩慢な動きを見せる澪を押しこむように、私はバスルームへと連れて行った後、私はフゥと大きな溜息を一つ吐きながらベッドに腰かけた。

「さて、このままじゃあまずいよなぁ…」
部屋の中で一人そう呟いたものの、もちろんなんら解決策など思い浮かぶはずなどなく。
私は久しぶりに澪と再会出来た事を喜びながらも、これからどうしようかと考えていた。

***

「…律」
ベッドの中。私の横で眠る澪が、不意に名前を呼んだ。
「ん?どした」
眠れない?と私が聞いても、澪は無言のままだった。

「眠くないなら、何か話でもしようか?」
「どんな?」
「んー、なんでもいいけどさ。例えば会えない間、お互い何してたとか」
「両親から監禁状態でした」
「あー、ま、それ以外で…」
それ以外に何かあるかは、我ながら言ってて疑問だけど。

「…律に会いたいと思って、た」
少しだけ恥ずかしそうに頬を染めながら、澪は小さな声でそう言った。

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ジャンル : 小説・文学

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