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スカイハイ【6】 - 02 -

Category : スカイハイ【6】
「理由はわからないんのか…」
和の話を聞きながら、私はなんだかひどくざわついた気分になっていく。

「和、澪と最後に会って話をしたのいつ頃?」
二人の間に少しだけ沈黙を降りた後、私はそれを振り払うようにそう聞いてみた。
「そうね、一週間くらい前かしら。あの日はたまたま帰りの時間があったから、ちょっと二人でお茶してから帰ったわ」
二週間前。たぶん彼女とお茶をした後、澪はうちの家に来て泊った日だな。
澪から連絡が取れなくなる前は、ほぼずっと彼女は私の家に泊まり来ていたから。

「その時、どんな話してた?大学にこれなくなるような事は話してなかったのかな?」
「いえ、そんな話はちっとも。講義とかレポートの話とかだし。後はそうね…」
ティーカップの中身を見つめながら、その時の事を思い出しそうとしていた和は、不意にほんの少しだけ人の悪い笑みを浮かべかと思うと私をチラッと見た。
「な、何?」
「後はそうね、貴女の事だったかな」
「え?」
急に自分の方に話題が振られて、少々焦る私。

「澪、貴女の処によく泊りに行ってたでしょ」
「え、あ、まあ、そう。いや、ほら、澪の家は大学から二時間もかかるって言うからさ」
毎日通うのは大変だから、たまにはうちに泊って行ったらいいて私が言ったからさー。
なんだか誤魔化すようにへらへらと笑って話す私を、和はなんとも意味深な表情を浮かべながら見ている、ような気がするのは私の気のせいかな。

「仲、良いわね」
「え?ま、まあね。高校も同じだし、なんていうか気が合ったといいますかー」
な、なんだか妙に焦ってしまう。うわ、なんか汗掻いてきちゃったよ。
「ふふ。まあちょっと人づきあいが苦手な感がある澪にしてみたら、親しい友達が出来て良かったわね」
彼女のその言葉には、先程のちょっとからかう様子はまったく感じられなかった。

まあ確かに私と澪が、その、つい最近友人以上の関係になったなんて、目の前に居る彼女には想像もできないはずだしな。ただ友人以上の関係になったとはいってもその、まだ別にキスくらいしかしてないけどさ。…て、今はそんな事どうでもいい!

「あのそれ以外では何か言ってた?」
「そうね…。あ、そう言えば、そうそう」
「な、何かあった?」
「ええ。ほら、澪は最近貴女の家に泊まってわけでしょう」
「え、あ、うん」
「だから澪、最近家に帰ってなかったからご両親が心配てゆうか、ちょっと怒ってるかもしれない…みたいなことは言ってたけれど」
和の話を聞いて、私は頭の中で澪の言葉を思い返していた。

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ジャンル : 小説・文学

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