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スカイハイ【4】 - 06 -

Category : スカイハイ【4】
澪は知り合ったその日にしちゃうような、そんな軽いノリが出来る女の子ではないし。
ましてや私自身も澪をそんな、一夜のお相手にとか思ったことは一度だってない。
澪は大事な友達で、…でも高校の頃からずっと好きだった人で。いやいや!
ああー、思考がまとまらないし、この手を離す事もできないし、ど、どうすれば!

「律」
最新式の洗濯機よりぐるぐる回っていた私の頭が、澪の声でピタリと止まった。
「あ、い、いや、何でもなくて…」
咄嗟に言葉が出なくて、私は意味不明の事を言いながら澪の手を離そうとした。
しかし反対に澪が私の空いている手を握ってくる。

「え、え?」
「律、卒業式のこと覚えてる?」
急に澪が高校の卒業式の話をしてくるとは思わなくて、私は少し呆然としてしまう。
「へ?…卒業式?」
「そう。高校の」
高校の卒業式。もちろんよく覚えてる。あの青すぎる空のことを…。

「律、後輩の子たちから一杯告白されてたな」
そう言うと、澪はクスッと笑った。
「え、いや別にそんな事は…」
「されてた。私見てたもん」
「え!?」
見てた?ど、どこらへんから?
少し驚いてポカンと口を開けた私に構わず、澪は淡々と卒業式の話をし始めた。

「私、あの日どうしても律と最後に話がしたかったんだ」
だから教室を出た後、勇気を出して律のクラスへ行ったんだ。
澪はその時の事を思い出しているのか、ちょっと目を細めている。

「でも律が居る教室の前まできたら、律がたくさんの女の子からボタンせがまれてて」
「う」
そう言えば、そんなことありましたねえ…。
「律はその子たちと話したから、私はなかなか声を掛けられなくて」
「そ、そう」
「それに律はなんか慌てた様子で、その子たちにボタンをあげた後早足で廊下を歩いていったし」
…君を探しに行ったんです。

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テーマ : 二次創作:小説
ジャンル : 小説・文学

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ジャンルは『けいおん!』律澪
律澪はジャスティス。
いい言葉ですね。

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当サイトはまんがタイムきらら原作、アニメ「けいおん!」中心の非公式サイトです。
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