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スカイハイ【4】 - 05 -

Category : スカイハイ【4】
「自分の好きな事して頑張ってる」
「え?そ、そうかな?いや、私バカだから勉強とか嫌いだし。まあ、ドラム叩くくらいしか能がないというかー」
まあ正直、そのドラム叩くのだってそう大したもんでもないんだけど…。
内心でそう呟き、ちょっぴり私は自虐的な気分になったけれど、澪は気付いていないようだ。

「プロ目指してみたらいいのに、律」
「え?」
「ライブしてるときの律はすごく素敵だよ」
…だからそんな律をいつまでも観ていたい気がするんだ、私。
澪は小さなかぼそい声でそう言った後、ほんの少し紅く染めた頬を隠すように顔を俯かせた。

「澪…」
あ、なんかまずい。非常にマズイ気分です。
なんかきちゃってます、私。はい、あのなんというか、こう。
「MMQ」な気分が!!

澪の言葉に感動しながらも、私は内心非常にやばい気持ちで一杯になっていた。
炭酸ジュースを持つ私の手が微妙に震える。
「律?」
急に顔を俯かせ黙り込んでしまった私を不思議に思ったのか。
顔を上げて視線をこちらに向けてきた彼女の頬はまだ少し紅い。
「…どうかした、律?」
名前を呼んでも反応のない私に、澪が心配そうに私の顔を覗き込んで来る。

きゃー、そんなに近づかないでください。
今の私はかなり危険ですよ、澪しゃん!
内心でそう叫びながら、心持ち体を澪から離す私。

「律?どうした?」
微妙に間を保とうとする私と、空けた間合い分入ってくる澪。
「気分でも悪いの?」
澪はそう言って私の頬に手を伸ばそうとしてくる。
いやいや、駄目だって澪!今の私のそんな無防備にですねえ…。

「澪」
内心の思いとは裏腹に、私は澪が伸ばしてきた手を取って彼女の名前を呼んだ。
訳もわからぬまま私に手を握られて、澪はきょとんとした顔をしている。
そんな表情も可愛いなー、それに黒い瞳がすごく綺麗…て!
バカ、何してるんだ田井中律、澪は他の子とは違うんだぞ。

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テーマ : 二次創作:小説
ジャンル : 小説・文学

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律澪はジャスティス。
いい言葉ですね。

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当サイトはまんがタイムきらら原作、アニメ「けいおん!」中心の非公式サイトです。
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