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スカイハイ【3】 - 07 -

Category : スカイハイ【3】
「うん…」
「うん、それに私も明日は先輩たちのライブがあるから、夜はいないし。ここで一人で居るのも怖いだろ。明日は家に帰ったほうがいいよ」
私はそう言いながらも、本当は澪が泊まりたいと言うなら、先輩のライブもちょろっと義理程度に見てすぐに帰ろうか、なんて思っていた。でも私はそれを口には出さなかった。

澪は最近はうちにずっと泊まっていた。それは私的には、非常に嬉しい事だけど。
私は澪の家の人がそれをどう思っているか、少し心配になっていた。
今まで澪の話の中で出てきた彼女のご両親は、ちょっと厳しい感じみたいだったから。
別に彼氏の家に入り浸って帰ってこない娘を心配する…という訳じゃあないけど。
やっぱり心配されているんじゃないかなあって。

「…そっか。じゃあ明日は家に帰るよ」
「うん。また講義が遅くなる日は連絡してよ。いつでも泊まりにきたらいいよ」
澪は「ありがとう」と言ってまたカレーを食べ始めた。
私も何事もなくカレーを食べていたけれど、明日は澪が居ないのかと思うとちょっと残念な気持ちになる。ここ最近は頻繁に会っていただけに、なんだか寂しい気持ちが抜けない。

ただそうは思っていても、澪の前では平然とした様子を崩す事はなかった。

***

今日はどうせ家に帰っても澪が居ないしなー。
そう思った私はライブ終了後、先輩たちやファンの人たちと一緒に以前のように飲み歩いた。
ライブハウス近くにある、音楽がガンガン掛かっているバーに入って時間を気にせず、ひたすら皆と一緒に飲み騒ぐ。唯も途中までは一緒だったが、終電前には店を出て帰ってしまった。

「りっちゃん、帰らないの」
唯が帰る前に一度私にそう聞いてきた。
「今日は朝までコース!」
グラス片手に陽気に私はそう答えた。
今日はどうにも帰る気がしないのですよ、唯さん。
「ほどほどにね」と苦笑いを浮かべながらそう言った唯に、「ういーす」と能天気に答えた。

バーで音楽に合わせて踊っていた私は、ちょっと疲れたので休憩ーと言って座って飲み直す。
しばらく一人で飲んでいると、隣に座ってきた女の子がなんやかやと私に話しかけてきた。
その時話した内容なんて、今となってはさっぱり覚えていないけれど。
酔いが回っていた私は、それなりに陽気に応えていたことぐらいは、なんとなく覚えてる。

二次会、三次会へと進む中、私はその子とずっと一緒だった。
いつのまにやら一緒に飲んでいたメンバーから離れ、私はその子の部屋に来ていた。
なんともふらつく頭を抑えながら、私は順を追って昨日の事を思い出していた。
どうやらバーで知り合った女の子の家に泊めてもらった…ようだ。

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テーマ : 二次創作:小説
ジャンル : 小説・文学

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