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いいなづけ -02- 大学生 秋山澪の場合【Last5】

Category : SS( いいなづけ 【Last-5】 )
この大学に通う誰かの彼氏さんかな?今までもそういうのは無かった訳ではないけど。
「けっこう今回はレベルが高い人なのかな?」
「うふふ。そうなのかしらね」
さほど興味のない私が適当にそう言うと、ムギも同じように軽く流した。

まあ、うち女子大だしね。
素敵な男性が居れば、ざわめくのも無理ないよな。
そんな風に思いながら、私はムギと二人して門を通り抜けた。
自分にはさして関係ない事、と皆が注目している男性を見ることもなく、道路脇に車を止めて舗道に立っているその人の横を、私たちはそのまま通り過ぎようとした時。

「あ、あの!」

不意に後ろから声を掛けられて、私とムギは思わず足を止めた。
首だけ後ろに向けた私とムギの目に、こちらへ少し躊躇いを見せながら近づいてくる男性が映る。

「あの…すいません、急に、その、呼びとめて」
男性は私たちの近くまで来ると、ひどく恐縮そうにしながらそう言った。
「は、はぁ…」
「どうも…」
私たちは突然の事に曖昧な返事をしてしまう。
それにしても誰だ、この人。ムギの知り合いかな?
「あの、あ、秋山さんですよね」
「へ!?…あ、はい、そうですけど」
名前を言われて私は思わずびっくりして変な声を上げてしまった。
あ、あれ?ムギの知り合いじゃないのか?

「あの、お、覚えてないかと思ういますが。この間の飲み会の時に…」
「え?この間…」
この間の飲み会?…あれ、なんだっけ?
私が少し頭の中にある過去の記憶をさぐってみる。
その間にも、目の前の男性はムギに向かって「お話中なのにすいません」と言ってペコペコと頭を下げていた。ムギはニコニコと頬笑みながら、気にしないでくださいと言っている。

それにしても結構背が高いのに、ムギに何度も頭を下げる姿を見てるとなんだかちょっとなごむというかおかしいというか。そう言えばあの時も、なんだか申し訳なさそうにしてた…。
「あ!この間の」
そうだ帰り際に、忘れていたハンカチを渡してくれた…。

「そ、そうです、そうです。良かったー。思い出してもらえて」
そうだ、前に女子会だとばかり思っていたのに、いつのまにやら合コンみたいになったあの時の。
確かあの時はなかなか抜ける事ができなくて、それで晶が律に連絡してくれて迎えに…。

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