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いいなづけ -05- 大学生 秋山澪の場合【Last4】

Category : SS( いいなづけ 【Last-4】 )
「もう、本当に律のバカ」
全ての原因を最近ちょっと冷たい気がする恋人にぶつけるつもりで、私はベッドに置いてある枕を思っいきり壁に叩きつけた。

その日は唯やムギ、そして律の行動にかなり消化不良気味の気分のまま。
私は皆に事情を聞きだすのはあきらめて、早々に不貞寝したのだ。

***

「そう、唯ちゃんが…」
「そう、なんか元気ないというか、こう憔悴してますというか…」
昨日約束した通り、私はムギと一緒に大学へと向かった。
その途中、歩きながら私は昨日の唯の様子をムギに話していた。

結局律は昨日唯の部屋にずっと居たみたいで。
朝、様子を見に唯の部屋に行ってみると、どうやら二人は寮では禁止されている(でもほとんど名目上)お酒も飲んだみたいで、テーブルの上にいくつか缶が転がっていた。テーブルの側にはすっかり寝入っている二人を見ながら、酒臭い部屋の中で私は盛大なため息を吐いた。

「どうしたのかしらね」
「さあ。私にもよくわからないけど」
ムギも唯がそうなった原因は知らなったため、私たちは互いに理由がわからず首を傾げる。
けれども二人とも内心では、ある程度の察しはついていた。
唯があんな風に落ち込むことなんて滅多にない。あるとすれば…。
「梓ちゃんと何かあった…のかしら?」
ムギも私と同じ考えのようだ。
「ま、それしかないと思う」
とゆうか、それ以外の原因が何も思い付かない。

「梓ちゃんもそろそろ受験勉強が大変な頃だと思うけど」
「うん。学園祭も終わって、今は受験に専念する頃だし」
だからしばらく唯先輩とは会えません…みたいな事でも言われて、それで落ち込んでいるのかな?と私だけでなくムギもそう思ったようだった。
「でもそれならしょうがないと思うけどね」
「そうねぇ」
梓は私たちと同じN女子大を受験する予定だ。
「梓がうちの大学に来てくれたら、放課後ティータイム完全復活だからな」
待ち遠しいよ、と私が言うとムギは「そうね」と言って優しく頬笑みながら頷く。

「だから唯には悪いけど、梓の勉強の邪魔はしないでもらわないとね」
「そうね。…でもいくら唯ちゃんでも、邪魔みたいなことはしないと思うけど」
私の軽い毒舌にムギは一旦は頷きつつも、少し納得いかないような顔をしている。

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ジャンル : 小説・文学

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