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「Y・O・Iパロ」SS第四弾「Winter Llie」07

Category : 【4】Winter Llie
律は「えー、どーしようかなー」とかなんとか言っていたえけど、結局は断った。
「やっぱ付き合うってまだよくわかんないしー」って言って。

律の好きなようにしたらいいって言っておきながら、私は後で律が断ったと聞いてなんだかとても安心したんだ。だって律が急に誰かと付き合いはじめるなんて、想像もつかなかったから。
それにしても。
「どうして今回は教えてくれなかったんだろう…」
制服を着替える事もせず、ベットの上で枕に顔をうずめたまま、私はずっとそれを考えていた。

***

ベッドの上でじっとしたまま考え事をしていた私は、少し眠くなってきた。
うつらうつらとぼやけてきた意識に逆らう事無く、そのまま眠ってしまおうか。
そう思い目を閉じた直後、ふと部屋の外からリズミカルな足音が聞こえてきた。
この足音は…。

「澪、入るぞー」
「…ノックくらいしろっていつも言ってる」
こちらの返答も聞かずドアを開けて部屋に入って来たのは、予想通り律だった。
律もそうだが、私も足音でわかるんだ。

「まあまあ。てゆうか澪しゃん、いつも私が制服のまま寝てたら起こるくせにさ」
着替えなくていいのか?それともそんなにしんどいのか?
そう言って少し心配そうな表情を浮かべる律を見て、私はむくっと起き上がった。
「…着替えるよ」
どこか機械的に私はそう答える。確かにこのままでは制服に皺がつくし。

「どうぞ、どうぞ」
「着替えるから出てけ」
「そんな今さら~」
「出・て・け」
はいはいー、とおちゃらけた感じで律はそう言うと、部屋を出た。
私はさっさと着替え、制服をハンガーにかけるとドア前で待つ律に声を掛けた。

「もう、いいよ」
はーい、おじゃましまーす。
陽気にそう言って入ってきた律は、背中にしょっていたベースを部屋に置いた。
「…ほら、ベース忘れてるぞ」
「ああ…」
わざわざ持ってきてくれたのか。部室に置いておいてくれても良かったのに。
内心そう思いつつも、何となく素直になれない気分だった私は「ありがと」と簡単に言ってベースを受け取ると、部屋のいつもの場所に置いた。

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ジャンル : 小説・文学

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