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「Y・O・Iパロ」SS第四弾「Winter Llie」04

Category : 【4】Winter Llie
律を好きな人。律に告白をした人。

「本人に聞くのが一番だってのはわかってるんだけど」
「なーんか律ちゃんて案外こういうのごまかしそう」
「だからムギちゃんにも聞いてたんだけど。知らないって」
「ええ…」
ムギがちょっと困ったように答える。

「ね、だから秋山さんなら知ってるかなって思って」
「一番仲いいじゃん、律ちゃんと」

- でもまあもし知っていたとしても、あんまり友達のプライバシーを喋るのはよくないか。
- さっきあっさり人の彼氏の事ばらしたあんたがいまさら…。
- 嬉しいくせにー。このこの。

じゃれあっている三人の声を聞きながら、私は顔を俯かせていた。
耳では彼女のたちの話す内容をちゃんと聞いていた。
けれど、私は頭の中ではまったく別の事を考えていた。

「秋山さん?」
「あ」
名前を呼ばれて、私は慌てて顔を上げる。
「ごめんね。やっぱりこういうのは本人に聞かないと、だよねー」
「う、うん。ごめん、私も…知らないから」
「そうなんだー。うーん、もうこれはやっぱり直接聞くしかないか!」
「最初からそうすれば良かったんだよー」
「一応聞いてみようかって言ったのどこのどいつだ」
三人が「じゃあ、どう話を切り出す」などと話あっているのが聞こえる中、私はまた顔を俯かせた。

「澪ちゃん、部室に行きましょう」
「あ、うん」
ムギが鞄を持って三人に挨拶する。
「ごめんねー、いろいろ聞いちゃって」
「うん。じゃあ、私たち部活に行くから」
ムギがそう言うと「頑張ってー」と手を振る三人に背を向けて私達は教室を出た。

しばらく二人とも無言で廊下を歩く。
「ちょっと驚いちゃったね」
「…そうだな」
どこか機械的に私はそれだけ言うと、また口を閉じた。

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テーマ : 二次創作:小説
ジャンル : 小説・文学

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