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「Y・O・Iパロ」SS第四弾「Winter Llie」03

Category : 【4】Winter Llie
「…い、いいけど。どうして?」
「秋山さんなら知ってるかなーと思ってさー。あのね…」
彼女たちは夏休み中街で偶然会った律と、律と一緒にいた中学時代の友人グループと仲良くなり、そのまま合流して一緒に遊んでいたそうだ。

今年の夏休み。
律は友人達の誘いに乗って、遊び回っていた時期があった。

「聞いてやってよー、さっきムギちゃんにも言ったけどー。この子そん時知り合った男子校の子とお付き合いすることになってー」
「ぎゃー!何、あっさりまたばらしてんの!」
自分の恋愛事情をばらされて、ちょっと紅くなりながら友達に文句を言う女の子。
「いいじゃん。あんたが頼まれたんでしょう、彼氏にー」
「そ、そうだけどさー」
「彼氏」の部分を強調されて、その子はちょっと照れていた。

律と一緒に遊んでいた子は、最初は中学時代の女友達ばかりだった。
だけどだんだんと友達の友達は皆友達…みたいな感じで増えていき、女子ばかりではなく男子も参加していった事は前に律から聞いていた。
「で、この子の彼氏の友達で、あ、同じ男子校の子ね。その子がさ、夏に皆で遊んでた時、律ちゃんに告白したんだってー」

告白?

「なんか軽いノリだったって聞いたけどね」
「うん。で同じように軽いノリで断られたって言ってたらしいけど」
「なんじゃ、そりゃ」
楽しそうに話す三人の女の子たち。
でも私の耳にはその子たちの笑い声も、どこか遠い所から聞こえてくる感じだった。
私は何も言わずただ黙っていた。

「澪ちゃん」
少し呆然としている私にムギが声を掛けてきた。
「あ、そ、それで…」
胸の中が妙にざわめく中、私は結局彼女達何が聞きたいのだろうと思った。
「あ、ごめんね。で、その場では断られた訳だけど」
ちょっとそのノリが軽かったかなーって反省してたんだって、その男の子は。
あ、つまりこの子の彼氏の友達ね。で…。

彼女の話を要約すると、律に告白したその男の子はまだあきらめていない様子。
それに気付いた彼女の彼氏は、友人の為自分の彼女にその子に(つまり律のことだ)今、彼氏や好きな子がいないかどうかそれとなく聞いてやってくれないか、と頼まれたのだそうだ。

「友達思いな彼氏じゃん」
「そ、そーかなー」
「照れるな、照れるな」
一人が冷やかすようにそう言うと、その子はちょっと顔を紅くした。
そんな三人の様子なんか私には見えているけれど、見ていなかった。

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ジャンル : 小説・文学

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