スポンサーサイト

Category : スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

君の側にある旋律 【28】 嵐の前の静けさ(前編)-08-

Category : SS( 君の側にある旋律 【28】 )
「ホラーよりなんか怖いんだって」
「え?可愛いのに…」
「ま、それは人の好き好きだろ。学園の近くに住む伯父さんからもらったんらしいけど、全然気が進まないってさ」
今話題のホラー映画だったら、嬉しかったのになぁと部長は言っていたらしい。
律の言う通り、人の好みはそれぞれだけど。ホラーの方がいいのかぁ…。

「でもなんで、オカルト研の部長が律に?」
「ああ、前に私が持ってたホラー映画のDVDを一部あげたからそのお返しにって」
「ああ、あれ…」
「澪がこんなの部屋に置いておくなーとか言ってたからさ。処分ついでにあげたんだ」
前に律と唯を起こしに部屋に入った時、テーブルの上にホラー映画が何本か無造作に置かれていた。それを見て澪は思わず「片付けろー!」とか叫んだことがあったのを思いだす。

「え?そうだったのか。いや、別に捨てろとかそういう意味で言った訳じゃあ…」
「あはは、冗談だよ。もう飽きたしちょうどいいと思ってさ」
「そうか…」
「ま、それはともかくとしてさ。どうよ、澪。今度の休みに行く」
「うん」
映画はもちろん観たいし、それに…。
「よし、んじゃ決まり」
あっさりとそう言った律に、澪は少しだけためらいつつも聞いてみる。

「あのさ、律」
「ん?」
「チケットは何枚あるの?」
「二枚。だから二人で行こうぜ、澪」
「二人、だけ?」
「嫌か、澪?」
「ううん。別に嫌じゃない」
むしろそれが嬉しい、とはさすがに言えない澪だった。
「映画の後は何か食べて帰ろうなー」
学園の食堂のご飯も美味しいけどさ、たまには別の所で食べたいよなぁーと律は楽しそうにそう言った。

「うん、そうだな」
「何、食べる?この間はイタリアンだったからさ。今回はいっそ渋く和食狙いとか」
「あはは、どうしよか」
中華とかも捨てがたいよな、と呟く律の横顔をチラチラと澪は見つめる。
関連記事

テーマ : 二次創作:小説
ジャンル : 小説・文学

Comment

非公開コメント

プロフィール

書き人知らず知らず

Author:書き人知らず知らず
ようこそお越しいただきました。
こちらはけいおん二次創作SSサイトです。

ジャンルは『けいおん!』律澪
律澪はジャスティス。
いい言葉ですね。

百合的要素を含みますので嫌いな方や都合の悪い方は見ないことをお勧めします。

当サイトはリンクフリーですのでリンクをしていただけると嬉しいです。相互リンクもよろしければ大希望です。

当サイトはまんがタイムきらら原作、アニメ「けいおん!」中心の非公式サイトです。
原作者様、出版会社様、制作会社様とは一切関係ありません。

最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
最新コメント
最新トラックバック
けいおん時計
リンク
ランキング

FC2Blog Ranking

RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。