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いいなづけ -04- 大学生 秋山澪の場合【Last3】

Category : SS( いいなづけ 【Last-3】 )
「とにかく唯が他の誰かを好きになってるかも、なんて心配は一切いらないから」
それだけは間違いない。
今度あの唯の狼狽ぶりを、ビデオにでも録画して梓に見せてあげようかな?

「…そうですね。唯先輩の事は信じてるんですけど、ちょっと不安になっちゃって」
そう言った梓の表情は、私に話をして少しはすっきりしたのか明るい。
「そうだよ、唯は浮気するタイプじゃないよ」
それは絶対断言出来ると思う。
私が自信ありげにそう言うと、梓ははにかむように笑った。

「ふふ、そうですね。もちろん律先輩もきっとそうでしょうね」
「え!?まあ、そうだと、思う、けど…」
まあ、それはそうだと思うというか、信じたいというか。
「間違いないですって。…でも子供の頃から許婚のお二人からすれば、私のその、こんな悩みなんて無いんでしょうけど」
明るい表情を見せながら話す梓の言葉に、なにか微妙に違和感を感じる私。
へ?梓さん、それはどういう意味ですか…?

「私も付き合ってすぐに…その、そんな事するのはどうかな、て最初は思ったんですけど」
少し恥ずかしそうに、口元に手を当ててためらいがちに話す梓は可愛らしい。
可愛いんですけどね、梓さん。あのそ、そんな事?どんな事ですか?
…いえ、わかってますけど。
話の内容がまたちょっとア、アダルト方向に。

「私、唯先輩が卒業して大学に行って」
私の知らない誰かを好きになったりしたらどうしよう、て
「そう思ったらちょっと焦っちゃって」
梓はそう言うと一旦話を止め、少し形が崩れたカップに入っているコーラを飲んだ。

「それで告白したら、その唯先輩すごく喜んでくれてそのままOKて感じで…」
カップをそっと置いた梓はそのときのことを思い出しているのか、少し嬉しそうな顔をしていた。
「それでつい、なんとゆうか告白がうまくいった嬉しさもあいまって、思い切って旅行に誘ってみたんです」
ちょうどその時両親が温泉旅行に行く予定だったんですけど、仕事が入ってしまって。
タイミングよく?梓の手元に旅行のチケットが回ってきた、と。

「それで告白してすぐに自分から誘ったんですし、一応…その、覚悟はしてたんです」
唯先輩がそのつもりならって…。
「でも、まあ結局先輩すぐに寝ちゃったわけですけど」
そう言うと「はぁ」とまたもやため息を吐く梓。

「私はすごく緊張してたんですけどね」
まあ、ベ、別にその無理してする必要はそりゃないとは思いますけど。
「でもなんというかすごく拍子抜けして…」
そう話す梓の表情は、実に複雑そうだった。
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ジャンル : 小説・文学

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