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いいなづけ -02- 大学生 秋山澪の場合【Last3】

Category : SS( いいなづけ 【Last-3】 )
「…でも、なんだ?」
内心動揺していようとも、なんとか先輩らしく優しく話を促す私。
「ただなんとなくこのままでいいのかなぁ…て」
だ、駄目なのか?と口には出さず、内心で聞き返してしまう私。

「い、いや、別にいいんじゃないかな。ほら、まだ梓は高校生だし。それに今は受験生だから」
「そうなんですけど」
「それに私的にはその、そういうのは結婚してからでもいいんじゃないかなーとむ、昔はそう思ってたくらいだし」
「え、そうなんですか?」
「いや、昔、そう…だいぶ昔」
だいぶ、を強調したけれど、正確には高校三年生の秋くらいまで。
私がそんな風に考えてたなんて律が今聞いたら、きっと卒倒するだろうな。

「はぁ…」
「まあ、とにかく今は軽音部のこともあるし、それに受験が終わってからでも」
「…そうですね。確かに今はそのほうがいいと私も思ってるんですけど」
そうは言っても、どことなく不安そうな表情を浮かべる梓。
「うん。唯だって梓は三年生で最後の部活動だし、その後は大事な受験が待っているから」
だから、あんまし、その…そういうのは、ねえ。
だから唯は梓のことを思って、今は自重しているんだと私は思いたい、いや信じたい。

「だったらいいんですけど」
「…なんだか随分積極的だな、梓」
話を聞いてる限りでは、梓はもう完全にその、OK状態みたいな…。
「い、いえ、そ、そういう訳じゃなくて!」
ちょっと恥ずかしかったけれど、私は思って切って梓にそう聞いてみると、可愛い後輩は少し顔を紅くさせながら両手を左右に振って否定した。

「でも、なんかすごく不満そうだし…」
「いえいえいえ、あの、そ、そうじゃなくて!その…ちょ、ちょっと考えちゃって」
「何を?」
私が聞き返すと、梓はますます不安そうな表情を浮かべて顔を俯かせた。
「だから、その唯先輩が私に何もしてこないのは、他に好きな人が出来たからとか…」
「あ、それはないよ」
梓の予想を私はあっさりと否定した。

「え?で、でも…」
「絶対ないから、それ」
またもやあっさりそう断定する私。ああ、なんだ梓ったらそんな心配してたのか。
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