スポンサーサイト

Category : スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

いいなづけ -07- 大学生 秋山澪の場合【Last2】

Category : SS( いいなづけ 【Last-2】 )
「ふふ。やっぱり」
「…な、なんだよ。その、やっぱりって」
少しにやけた顔をしながらうんうんと頷く梓を見て、私は少し恥ずかしい気持ちになる。
「いえいえ。相変わらず仲がいいなぁーと思って」
「別に、たまたま家の用事が重なったから、一緒に帰ってきただけだよ」
「まあ、そういう事にしておきましょうか」
「こら」
私が冗談で怒ったフリをすると、梓は「すいません」と言ったものの、口元はどこか笑っていた。

それからしばらくお互いの近況を簡単に話し合った私たち。
久しぶりに会ったのに、このまま別れるのはもったいないのでちょっとお茶でも、という運びになった。立ち話もなんだからとばかりに、楽器屋を出て近くのファーストフード店に移動する。

私も梓も飲み物とポテトだけ買って空いている席に座ると、まずは梓から今の軽音部の話しを聞かせてもらった。なんせ私たちが卒業した時は、梓一人だけにしてしまった。
それがすごく心配だったんだけど。
でも梓は憂ちゃんや鈴木さんの協力を得て、ちゃんと部員を集めて軽音部を存続してくれた。

「えへへー、でも最近になってやっと練習出来てきたくらいですけど」
「それだけでも立派だよ」
梓なら間違いなく、秋の学祭までで新軽音部のライブを私たちに披露してくれるに違いない。
私はそう思うとライブが楽しみでしょうがない気分になってくる。

「いや本当によくやったよ、梓は。やっぱり律とは違うなー、頼れる部長って感じだよ」
今この場に居ない私の『いいなずけ』に、ちょっとばかり冗談交じりに憎まれ口を叩く。
「あはは、そんな事ないですよ。それに律先輩だっていざとなったら頼りになる人です」
「え、あ。…そ、そうかな」
梓の思ってもみなかった律の評価に、私は嬉しいのとなぜか少し恥ずかしい気分になって少しドモってしまう。

「あいかわらずですねー、澪先輩」
私のそんな様子を見ると、梓がクスクスと笑いながらそう言った。
「へ、何が?」
「律先輩とラブラブで」
「な!」
だって私がちょっと律先輩誉めたら、澪先輩すごく嬉しそうなんですもん。
梓がちょっとばかり冷やかし気味に笑ってそう言った。

「まあ、許婚同士ですからそれも当然ですね」
「そ、そんな事」
「ありますから」
私の動揺なんて気にも留めず、澄ました様子でジュースを飲む梓。
関連記事

テーマ : 二次創作:小説
ジャンル : 小説・文学

Comment

非公開コメント

プロフィール

書き人知らず知らず

Author:書き人知らず知らず
ようこそお越しいただきました。
こちらはけいおん二次創作SSサイトです。

ジャンルは『けいおん!』律澪
律澪はジャスティス。
いい言葉ですね。

百合的要素を含みますので嫌いな方や都合の悪い方は見ないことをお勧めします。

当サイトはリンクフリーですのでリンクをしていただけると嬉しいです。相互リンクもよろしければ大希望です。

当サイトはまんがタイムきらら原作、アニメ「けいおん!」中心の非公式サイトです。
原作者様、出版会社様、制作会社様とは一切関係ありません。

最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
最新コメント
最新トラックバック
けいおん時計
リンク
ランキング

FC2Blog Ranking

RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。