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いいなづけ -01- 大学生 秋山澪の場合【Last1】

Category : SS( いいなづけ 【Last-1】 )
皆さん、こんばんわ。
HTTのベースを担当する秋山澪です。
私も今年の四月から、晴れて大学生になりました。

高校時代に結成したバンド「HTT」のメンバーと共に同じ大学に入学し、同じ寮に住むようになって約半年とちょっと。元来人見知りな私ですが、半年も過ぎれば大学という新しい環境にもそこそこに順応し、今は皆と楽しく日々を過ごしています。

そんな新しい生活にもすっかり慣れた私ですが、只今ちょっと困惑しています。
いや、ちょっとではなくかなり、でしょうか…。

「あ、秋山さん。とりあえず何、飲む?」
「え、…あ、あの、私」
「とりあえずは軽めにカクテルにでもしとく?あ、ビールは駄目?」
「あ、ううん、ちょっとくらいなら…ってそうじゃなくて、あの…」
「じゃあ、ビールいっとか。おーい、ビール全部で六つねえ」
私に飲み物を聞いてきた男の子は、楽しそうに店員さんにそう告げる。
他の皆もそれぞれに飲み物や、食べたいものを隣同士で話して決めているようだ。

ここは大学近くの、それなりに小綺麗な若者向けの某居酒屋。
講義が終わった後、同じ講義を取っている友人たちに誘われるままにここに来たですが。
…な、なぜ今、こんな状況に?

「秋山さん…だったっけ?」
「ひゃい!…あ、そ、そうですけど」
頭の中でここまでの経緯を回想中だった私は、急に名前を呼ばれて少し驚いたものの、なんとか平静を装って答える。

「秋山さんは何か食べたいのある?あるなら俺が一緒に頼んであげるよ」
「へ?あ、えと、あの、いいんです。私、すぐに…」
「あー、ならとりあえずさ、これでも頼んどく?これ、あっさりしてて結構おいしいよ」
「ああ。…じゃあ、それを。あ、でも、私本当にすぐ出て…」
しかし隣にいる彼は、私の言葉など聞かずさっさと料理の注文をしている。
さっきからずっとこの状態。聞いてくれてるようで、まったく聞いてないし。
ああ、だからどうしてこんな状況に…。

「澪、澪」
トントンと軽く私の肩を叩きながら名前を呼んだのは、同じ大学の寮に住む友人。
「あ、晶」
「ちょっとこっち来て。あー、ごめんね。ちょっと席はずすからー」
周囲にいる人たちに笑ってそう言いながら、彼女は私をお店の中にあるトイレの前へと連れてきた。
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ジャンル : 小説・文学

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