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君の側にある旋律 【27】 西からの転校生/最終章 -07-

Category : SS( 君の側にある旋律 【27】 )
「いいだろ、澪」
すぐ近くまで顔を寄せてそう聞いてくる律に、澪は心臓が少しだけ早くなっていく。
「…うん、いいよ」
少しだけ頬を紅く染めながら、澪はそう言った。

「ホントか、やったね!」
よーし、そうと決まれば、ほらほら、さっさと寝なさい、澪しゃん。
何度も胸の上にポンポン叩きながらそう言う律。
そんな彼女に澪は「それで眠れる訳ないだろ」と文句を返していた。

「まったく」
「はは、ごめんごめん」
軽くそう謝った律は優しく叩くのは止めたものの、澪の髪を梳くのは止めなかった。
それが子供の頃からの条件反射か、さっきまで少し早くなっていた心臓を段々と落ち着き、なんとなく眠気を催してきた。

「…もういいよ、律も寝たら」
明日起きれないぞ、と澪は重くなってきた目を閉じてそう言った。
「起こしてくれるだろ、澪」
「バカ…自分で起き、ろ」
「澪が寝たら、私もすぐ眠るよ」
さっき話していた時より声を小さくしながら、律はまだ澪の髪に触れている。

どうやら律は、本当に自分が寝るまで上で寝ない気だな…。
そう思った澪は、やや眠気でぼんやりした頭を何とか動かした。
「…律」
「ん?」
「こっち」
「は?」
「こっちだって」
そう言いながら、澪は律の袖をぐいぐいと引っ張った。
「いや、澪さん、何ですか?」
澪の言わんとする処がいまいちわからない律は少し首を傾げた。

「律が素直に寝ないから、悪いんだ…」
澪は律の袖を引張りながら、空いている手の方で自分の横をポンポンと叩いた。
「へ?え?」
「その…一緒に寝よう、律」
寝惚けた頭をしていても。
やはり自分が言った事を恥ずかしいと思う澪は、頬を僅かに紅く染める。
「へ?え?あ、ええ!?」
但し言われた方は、言った当人以上に頬を紅く染めていたが。
ふ、不意打ちだ。
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テーマ : 二次創作:小説
ジャンル : 小説・文学

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