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君の側にある旋律 【27】 西からの転校生/最終章 -06-

Category : SS( 君の側にある旋律 【27】 )
「澪だって、細いぞ」
「私は…大きいから」
「そんな大して違いないって」
律がそう言っても、どこか納得していない感じの澪。

「とにかくそんなの気にしないで、早く寝たら」
「なんだよ、そんなに寝ろ、寝ろってさ」
自分もさっさと上で寝たら、と澪は人さし指を上に差す。
ムギのベッドを使わせてもらえという意味だ。
「わかってるよ。私も今日は早く寝るつもりなんだ」
「あ、そう」
「うん、それでさ。明日はいつもより早めに起きてさ」

一緒に街にショッピングに行こう。

律はそう言うと、ニカッと澪に笑いかけた。

「え?」
「な、そうしよう、澪」
「そ、それはだから」
この間一度断ったろう、と澪が言おうとする前に律が口を開いた。
「明日はさ、私と二人だけで行かないか」
「…え」
「澪と二人きりでどこか遊びに行くのって、久しぶりじゃん」
唯たちと一緒に皆で行くのも楽しいけど、今回は二人だけで行かないか?
律はそう話ながら、澪の髪を梳く手をまた再開させる。

「律と二人で…?」
「そう。明日は日頃お世話になってる澪しゃんのショッピングに、私はとことん付き合うぜー」
少し驚いた顔を見せる澪の前で、律は親指をビッと立てる。
「な、だからさぁ、今日は早く寝て明日早起きしようぜ、澪」
「え、ああ…」
「私も明日は頑張って起きるよ、絶対、多分、起こしてもらえれば…」
最初の勢いはどこへやら、徐々に声が小さくなる。

「あ、えと。律はそれでいいのか?」
「それでじゃなくて、それがいいんだ!」
明日が楽しみだよ、澪。
そう言った律の顔は、本当に楽しそうだった。
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テーマ : 二次創作:小説
ジャンル : 小説・文学

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