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君の側にある旋律 【26】 西からの転校生/第六章 -08-

Category : SS( 君の側にある旋律 【26】 )
「悪い、悪い。でもちっとも変わってないからさ」
「不本意だけどね」
魔眼の姫。あの娘が…。
闇の中に隠れていた「彼女」も、二人の会話を聞くと姫子をまじまじと見つめた。

ああ、やっぱりそうなんだ。
今、この地には続々と集まってきてるんだわ、彼女の様な存在が。
闇の中、一般の人間とは違う三人の術者たちを見ながら、「彼女」はほんの少しだけ悲しそうな表情を浮かべる。
おじいちゃんの言ってた事は、本当なんだわ…。

「おい、どうするんだ。出てこないなら問答無用で…」
「あー、ちょ、ちょっと待って下さい!」
律の声にとうとう観念したのか、「彼女」は慌ててそう言うとその姿を現した。
「ん?」
「あれ?」
律と唯がそれぞれようやく姿を見せた霊体を見て、一瞬きょとんとする。
「あはは、こんばんわー」
三人の目の前で困ったように笑いながら挨拶する「彼女」は、見た目は同じ年頃の女の子にしか見えない。

「あら、よく見ると意外に可愛いらしい」
「そうですかー、ありがとうございます」
姫子にそう言われて嬉しそうにお礼を言う霊体。
「見た目に騙されるな、て言ったろ、姫子」
「あら、それって前に言ってた唯のこと?」
「へ、私?」
唯がきょとんとした感じで、自分自身を指さす。

「それはまあともかくとして」
さぁ、まずはわざわざ秋山家のお嬢様に取り憑いた理由が何か。
「じっくり聞かせてもらおうか」
ぐいと挑むように、律はそう言って同じ年頃の少女の霊体を睨みつけた。

「その通り。それで澪ちゃんに取り憑いた後、りっちゃんに何をしたのか」
さぁ(そこらへんを重点的に)、じっくり聞かせてもらいましょうかー。
律と同じように挑むように前に出ながら、どこか楽しそうに唯は霊体に凄んだ。

「い、いやそれは別に聞く必要な…」
「そうね、それも大事ね」
姫子もすかさず唯に同意するようにそう言った。
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ジャンル : 小説・文学

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