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日記+ちょいSSです。

Category : 更新記録/日記
最近SS書いててちと思ったのですが。
なんかまた自分自身で、お話を書くことに制約を作っているような気がしまして。
それってどうよ、とか思い始めたり。ウーン

具体的に言いますと、例えば現在連載中の「君の側…」とですが。
現時点では澪ちゃんは、律ちゃんが本当の意味で自分の「護衛」をしていて、そのために危険な仕事に就いていること知らない訳ですよね。
なのでその事に気づいた後の話…とかはまだ書けないなーとか。

あと「ネギま」のこのちゃん、せっちゃんのように中学時代は疎遠(つーか、せっちゃんがこのちゃんに距離を置いていた)だったお話も「君の側…」で書いてみたいなぁー、とか思っても。
でもこっちはそんな設定じゃないしなー、とか考えちゃって。
書きたいけど何となく書けねー、とか思ってたんです、が。

いやいや、そんな制約をつけちゃってどうするー!

とか最近思い至りまして。
さらにぶっちゃけて言うと「ネギま」の連載は終わったのに、逆になぜか再度私の中で「このせつ」熱が上がってきてしまって。エヘヘ

中でも現在他の偉大なこのせつSS作家様たちの、二人の中学一・二年時の切ない系SSに萌えてますモエモエ。もちろん当サイトは基本「律澪はジャスティス」なので、書くならそちらで書きたいなーとか思う訳ですよ。

てなわけで、ちょっと書いてみました。

***

「あ、律…」
今日も、彼女はどこかおずおずとした様子を隠しきれないままに、私の名前を呼ぶ
「…何か用?」
「あ、あの。今日さ、もし暇ならちょっと帰りに皆とお茶でも…」
「ごめん、今日用事あるから」
そう言って私は軽く頭を下げると、すぐに彼女に背を向けた。
「あ、あの…」と、背中越しに聞こえた彼女の声に聞こえないフリ。

この場でぐずぐずしていてはいけない。
その思いが私の足を急がせる。私は逃げるようにその場を立ち去った。
だって背を向けるのが少しでも遅れたら悲しそうな、いや苦しそうと言ってもいいような彼女の…澪の表情を見てしまうから。

「律、遅いよー」
「悪い、悪い」
部活仲間と合流した私は軽い口調でそう言うと、いつものヘラヘラとした笑いを浮かべる。
「今日はせっかく部活休みだしさ」
皆でカラオケでも行こうか、て言ってるんだけど律も来るでしょ。
楽しげにそう誘ってくれる仲間たち。

「…いや、今日はごめん」
ちょっと用事あってさ、と言ってまたヘラヘラと笑いながら頭を軽く下げた。
申し訳ないとは思うのだけど、今はとてもそんな気分じゃない。
「えー、マジー」
「律先輩行きましょうよー」
同級生や後輩たちに再度そう言われても、私は「ごめん、ごめん、また今度」と言ってその場からも足早に離れていった。

一体私は何をしてるんだろう。
彼女からも部活仲間たちからも離れ、私は一人学園を囲む森の中へとどんどん入っていく。
一人になりたかった。今は誰にも会いたくなかった。
誰にも…いや、本当は彼女には、澪には。
でも会いたくても、会ってはいけない。本当は会いたくても…。

「バカ、何考えてるんだ…」
森の奥、人気のない場所来てようやく足を止めた私は、小さくそう呟いた。
そんな考えは許されなかった。
私はただの護衛、彼女は秋山家の一人娘。
自分の立場はわかっているはずなのに、どうしても心が揺れる。
なぜなら中学を入学してからもう一年以上たつのに、彼女は時折私に声を掛けるのを止めないから。いつも素気ない態度で、いつだって冷たい口調で振り払っても。
彼女はまた私の名前を呼ぶから。

護衛の仕事もあり、あまり熱心には活動しているとはいえないバスケ部員の私。
それでも時折レギュラーで試合に出ることがある。
その度にいつも彼女が観に来てくれていることにも、私は気づいていた。
次の日に教室に入ったら「昨日は試合お疲れ様、律」と言ってくれる。
そんな時だって私は「どうも」とぶっきらぼうな返事しかしないのに。

「どうして、なんでなんだよ、澪…」
放っておけばいいじゃないか、私なんて。
こんなに愛想のない、お前に冷たい幼馴染なんてもう嫌いになっちゃえよ。
その方がいいよ、私だってその方がいい。その方が…。

ふと頬に冷たい何かが落ちてきた。
「…雨か」
静かな森の中に、サアーと降り出した雨が私を濡らしていく。
このままここに居たら、雨に濡れて風邪を引くかもしれないな。
護衛として、いついかなる時も体調管理は万全にしておかなければ。
そうは思っても、私の足は一歩も動かなかった。
顔を上げ空を見るとどんよりとした曇り空から、パラパラと留まることなく降り落ちる雨が私の髪や頬を濡らしていく。

いっそこのまま雨が流してくれたらいいのに。

私はふふと笑いを零す。
さっき部活の仲間たちにみせた軽薄な笑みとはまた別の笑い。
自分自身の愚かさがおかしいのだ。
嫌いになればいいと思いながら、彼女の側に居たいと思う自分の愚かしさに。
この雨でいったい何を流して欲しいと望んでいるのか、それすらわからない自分に。

「澪、ごめん…」
こんな誰も居ない場所でこんなこと言ったって、何も意味がないことくらいはわかるけど。
でも言わずにはいられない…やっぱりバカな私。

強くなる雨の中、私はまた笑った。

end


「ネギま」を読んでおられない方にはわかりにくいですね。すいません。

護衛として身分の違いを意識している律ちゃんは、澪ちゃんと距離を置いて接しています。
他の子たちには優しくフレンドリーなのに、澪ちゃんだけにはやや冷たい律ちゃん。
うちの律ちゃんは「ネギま」のせっちゃんよりは、もう少し社交的な感じにしてます。

そんな律ちゃんに、澪ちゃんは時折、それはもう勇気を振り絞って声を掛けるのですが…。
いつも自分に冷たい態度を取る律ちゃんに、内心腹を立てつつも。
それ以上に悲しくてたまらない澪ちゃんです。

でもその気持ちは伝えられない、けどどうしても嫌いにはなれなくて。
こっそりバスケ部の試合を観に行ったり…とかしてたら萌える!
…と妄想してみました。トニカクモユル

こんな感じでイレギュラー的なお話をちょこちょこ書いてみよかな、と最近思ってます。
でも今だけかも、そう思うの…。テヘペロ
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ジャンル : 小説・文学

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はじめまして!

初めてコメントさせて頂きます!
いつもニヤニヤしながら拝見させてもらってますw律澪ジャスティスなわたしにとって、ここは天国です\(^o^)/
お忙しいと思いますが、これからも楽しみにしています!では!

Re: いつもコメントありがとうございます!

「律澪見守り隊三等兵」もも様
いつもコメントくださり、本当にありがとうございます\(^▽^)/

おおー!!もも様もこのせつをアサ…いや、はまってるんですね(笑
もも様の妄想と願望…素晴らしい!まったくもって同感です!
むしろシンクロし過ぎてて怖い!!(゚ー゚)(。_。)ウンウン(笑)
あの葛藤と切なさがたまらんのですよねー。モユル

んで今回はシリアス路線ですが、この設定で甘い路線なんかもー。
とか考えたら妄想ゴホ、ゴホ…アイデアが止まんねーですよ。
ポカポカ補完が炸裂ですよ。ほんと、テンション上がりますw

今後とも頑張りますので、どうぞよろしゅうご贔屓にお願いしまーす!
いつもコメント頂きまして本当にありがとうございます!!
感謝、感謝です!!ユデタコヨリ

Re: コメントありがとうございます!

ぱんだ様
初めまして!コメントありがとうございます!ウレシー\(^▽^)/
律澪はジャスティス!その通り!同志よー!
我がヘブンにようこそ!!(笑)

ニヤニヤで読んでもらえて嬉しいす!
ええ、私もいつもニヤニヤしながら書いてるので、何ら問題はないです。
これからもどうぞごゆっくり、ニヤニヤしながら読んで頂けたら幸いです。('-'*)エヘ

今後とも頑張りますので、どうぞよろしゅうご贔屓にお願いしまーす!
コメントありがとうございます!!
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まとめtyaiました【日記+ちょいSSです。】

最近SS書いててちと思ったのですが。なんかまた自分自身で、お話を書くことに制約を作っているような気がしまして。それってどうよ、とか思い始めたり。ウーン具体的に言いますと、例えば現在連載中の「君の側…」とですが。現時点では澪ちゃんは、律ちゃんが本当の意味で...
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律澪はジャスティス。
いい言葉ですね。

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