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君の側にある旋律 【24】 西からの転校生/第四章 -05-

Category : SS( 君の側にある旋律 【24】 )
リストにはかなりの人の名前が載っていた。…大人気である。
「ったく、うちの学園の生徒は他に楽しみがないのかー」
そう律は悪態つきながらもリストを漠然と見ていると、一番最初「あ行」の欄に載っているある名前を見て、思わず驚きで目を丸くさせた。

「あ、あのムギさん」
「なあに、りっちゃん」
「あの、ここのあ行に上の方に載ってる『秋山』て…」
なんだかとっても見覚えのある名前だ…とか思う律。
「え?ああ、それ」
「もしかしてこの秋山さんて…」
「ええ、小父様…澪ちゃんのお父様だけど」

……………………………………………………長!?

「お、長が!?…じゃない、小父さんが!?え!?」
な、な、なんで長が写真集を購入、てか写真集の事知ってるの!?
「あら、小父様なら第一弾の写真集も購入されてるわよ」
知らなかったの、律ちゃんとムギがあっさりとそう言ったのを聞くと、律はへなへなと膝を床に落とした。

「小父様、私のお父様から写真集の事をお聞きになったみたいで」
ぜひ購入したい、と強くおっしゃって。
写真集を受け取った時は、それはもうお喜びのご様子だったそうよ。
父から聞いた内容を、そのまま律に教えるムギ。話を聞いてますます脱力する律。

…長、それでいいんですか。本当にそれで…。

内心ではいろいろ長に対して聞きたい気持ちも膨らむ律だったが、所詮一介の護衛がそのような事聞けるはずもない。

「なーんだ。澪ちゃんのお父さんが許してくれてるならいいじゃん」
「もちろん第二段のご予約も既にされてるわよ、小父様」
「長、だからそれで本当に…」
二人の話に、律はなんだか世の理不尽さとかを感じて仕方ない。
私の今までの気苦労はもしかしてまったく無駄?、とか考えてしまう一途な秋山家の護衛。

「もう、好きにして…」
頭の中で完全に何か大事な処がポキリと折れた音を聞いた律は、どこか投げやりにそう言った。だがすぐに捌の件で思い至り、顔をはっと上げた。
「ムギ」
「なあに、りっちゃん」
「お、小父さんにはその、合宿の時の写真は…」
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