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君の側にある旋律 【24】 西からの転校生/第四章 -02-

Category : SS( 君の側にある旋律 【24】 )
「え、で、でもー」
「り、りっちゃん、とりあえずお茶でも飲まない?」
二人してこわばった笑いを見せながら、何とか誤魔化そうとする。

「み・せ・ろ」
しかしそんな二人には取り合わず、律は素早い動きで二人の後ろに回ってテーブルの上にあるものを見てみる。テーブルの上には大き目のアルバム一冊と、数十枚はありそうな写真の束が小さな山を作っていた。

「ん?…あ!これ!!」
二人が止める間もなく一枚の写真を取りあげた律は、写真を見て思わず叫んだ。
律の手にある一枚の写真は、眩しい太陽の下で年齢にそぐわぬ豊満な胸を惜しげもなく魅せる、水着姿の我が「主」が映っていた。

「な、な、な…これは!?」
「あー、えと。夏休みに行った合宿の際に撮った珠玉の一枚というか…」
「な、何が珠玉の一枚だ!」
観念したように白状した唯の言葉に、律は即座に突っ込みいれる。
「ええ、そうなの。やっぱり澪ちゃんは被写体としては、最高の逸材だわ」
「ムギ、お前も何を言ってるんだ…」
写真を持ちながらワナワナと体を震わす律。

まさかとは思っていたがこれは間違いなく…。
「お、お前らはまたー!」
「ごめんなさい、律ちゃん。でもね…」

今回のテーマは「太陽が眩しい季節。夏に輝く学園のアイドル秋山澪の日常を追う」なの。

ムギがニッコリと笑顔付きで、澪の「写真集第二弾」のタイトル名を口にした。
また長い…と、内心で突っ込みいれる律。

「写真集はもう駄目だって、あれほどいっただろ!」
一学期の終業式であれ程釘を刺しておいたのに!
それが何の意味もなかったことに、律はかなり脱力感を覚えた。

「だってりっちゃん、写真集大人気なんだよ~。第一弾は予約殺到で早くも完売しちゃったくらいだし」
「再販も考え中よ」
ムギがニッコリ笑って唯の説明に付け足す。
写真集は二学期早々に購入者に配布されていた。
唯を相手に半額まで値切った律も、しっかり受け取っている。

「あのなー」
しかしそれはそれ、これはこれなのだ。
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ジャンル : 小説・文学

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