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君の側にある旋律 【24】 西からの転校生/第四章 -01-

Category : SS( 君の側にある旋律 【24】 )
「ふぅ…」
同じ寮内にある「643」号室を出た律は、廊下を歩く途中で小さな溜め息を吐いた。

澪の奴、どうしたんだろ?何か変な様子だなぁ。
先程までの我が「主」の様子を思い出して、律はそんな風に思う。
最初、遊びに行こうと誘ったらとても乗り気な感じだったのに…。

「うーん、やっぱり姫子の名前を出したのは間違いだったか?」
結構人見知りだからなあ、やっぱいきなり遊びに行くのはあれなのかな?
律は澪が急に断ってきた理由はそれだろう、とある程度検討はつけていた。

律のその考えはある意味正しい。
だが澪が自分と姫子の仲を微妙に嫉妬している…などとは夢にも思わない律は、残念ながら問題点の本質を僅かにはずしていた。
「ま、明日またもう一回誘ってみるか」
唯やムギの二人だけなら、澪も問題ないだろう。
かなりお気軽な気持ちで律はそう思いながら、自分の部屋へと戻ってきた。

「ただいまー。ムギー?」
さっきこちらの部屋に来たムギは、まだ居るだろうと思い彼女の名前の呼ぶ。
「ムギ、悪いけど早目に部屋に戻ってくれないか。さっき…」
澪は私には強がって大丈夫と言っていたが、本当はまだ怖いに違いない。
だからムギに早目に部屋に戻ってもらおう。
そう思った律は、ムギの名を再度呼んだが、がなかなか返事が返ってこない。
あれ?と不思議に思いながらも、律はそっと部屋に入っていった。

誰も居ないのかと思ったが、部屋の奥には唯とムギがちゃんと居た。
なにやら二人して、真剣な様子でテーブルの上にあるものを眺めている。
「おい、唯、ムギ?」
「あ、り、りっちゃん!」
「お、お帰りなさい…」
帰って来た律にようやく気付いた二人は、慌ててテーブルの上にあるものを隠そうとする。

「は、早かったんだねぇ」
「ほ、本当ね。今日はてっきり私の部屋にずっと居るんじゃないかと…」
「…おい、何見てたんだよ」
慌てた様子で、何やら体全体で何かを隠そうとする二人に、律は不審な気持ち一杯でそれを見ようと近づく。
「た、大したものじゃないよ」
「そ、そうなの」
「…いいから、見せなさい」
二人して隠そうとする何かを渡すように手を前に出す律。
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ジャンル : 小説・文学

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