スポンサーサイト

Category : スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

君の側にある旋律 【23】 西からの転校生/第三章 -10-

Category : SS( 君の側にある旋律 【23】 )
「澪?」
「いいから。…もう、律も自分の部屋に戻りなよ」
ムギももう戻ってくると思うし、私は大丈夫だよ。
そう言って澪は頑な表情を見せる。

「なら、いいけど…」
少し驚いたような、それでいてどこか寂しそうな雰囲気を見せる律を見て、さっきとはまた別の痛みが澪の胸を襲う。
「じゃ、そろそろ私は部屋に戻るよ」
「うん…」
どこか気まずい雰囲気が漂う中、律は部屋を出ようとしてふと足を止めた。

「あー、今度の休みはまた考えといてよ」
「…」
「さっきも言ったけど、たまにはパァーと遊んで気分転換した方が、絶対いい歌詞がまたすぐに浮かぶって」
「…うん」

じゃあ、また明日な。

律は最後は陽気に笑ってそう言うと、澪の部屋を後にした。
部屋に一人になると、澪は急にひどい寂しさに捉われたような気がした。

「ムギ、どこ行ったのかな…」
そう呟きながらも、何となく彼女がどこに居るのかはわかっていた。たぶん律と唯の部屋だ。
先程律に「大丈夫」と言った手前、すぐにムギに連絡して戻ってきて欲しいと言うのはなんとも気まずい。

「はぁ…」
澪は大きな溜め息を一つ吐くと、心に残った僅かな恐怖心を取り除こうとTVをつけると、いつもより少し音量を高くした。そしてムギが早く戻ってくることを願いながら、澪はさして興味もないニュースを漠然と眺めていた。

To be continued…
関連記事

テーマ : 二次創作:小説
ジャンル : 小説・文学

Comment

非公開コメント

Trackback


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

まとめtyaiました【君の側にある旋律 【23】 西からの転校生/第三章 -10-】

「澪?」「いいから。…もう、律も自分の部屋に戻りなよ」ムギももう戻ってくると思うし、私は大丈夫だよ。そう言って澪は頑な表情を見せる。「なら、いいけど…」少し驚いたような、それでいてどこか寂しそうな雰囲気を見せる律を見て、さっきとはまた別の痛みが澪の胸を...
プロフィール

書き人知らず知らず

Author:書き人知らず知らず
ようこそお越しいただきました。
こちらはけいおん二次創作SSサイトです。

ジャンルは『けいおん!』律澪
律澪はジャスティス。
いい言葉ですね。

百合的要素を含みますので嫌いな方や都合の悪い方は見ないことをお勧めします。

当サイトはリンクフリーですのでリンクをしていただけると嬉しいです。相互リンクもよろしければ大希望です。

当サイトはまんがタイムきらら原作、アニメ「けいおん!」中心の非公式サイトです。
原作者様、出版会社様、制作会社様とは一切関係ありません。

最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
最新コメント
最新トラックバック
けいおん時計
リンク
ランキング

FC2Blog Ranking

RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。