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先輩たちの事情【4】 - 05 -

Category : SS( 先輩たちの事情 【4】 )
「あれ、おかしいな。紬が秋山はOKしてくれたって言ってたから…」
「え?」
「あ、紬ってうちの琴吹だよ。あいつがもう話はすんだからって」
「え、琴吹君がそう言ったの?」
「そうだけど」
あれ、そんな話をした覚えは私の記憶にございませんが。
いや、部長が反対する前には一度承諾したけど、それのこと?でも…。

「その、琴吹君の前に。この間私がうちの部長と一緒に軽音部に行ったよね」
「ああ、そうだな」
「その時の話、覚えてないの?」
そうだよ、仮に私や琴吹君が良くても部長が…。
「あれ、それもまだ聞いてねえの?」
「え?」
「あれからまた、文芸部の部長さんがうちに来てさ」
秋山さえ良ければ文芸部としては、軽音部への協力を認めるって言いに来てくれたんだけど。

「え!?」
彼の言葉に私は思わず声を上げてしまった。寝耳に水とはまさにこの事。
い、いつのまにそんな話になったんですか、部長。
「秋山さんには私から言っておくわ、て」
「そ、そんなの聞いてないけど…」
「あー、部長が来たのは昨日だけど。明日にでも彼女に伝えるわ、て言ってたけどなー」
そう言って首を傾げる田井中君。

彼の言葉に私はふと思いついた。
たぶん部長、今日は部活が無い日だってこと忘れてたんだ。
部長も最近受験勉強もあって、なかなか部活に来なくなっていたから。
もうすでに新部長も決まっていることだし、それは問題なかったんだけど。
「部長さん、私の問題に彼女を巻き込んで、本当に申し訳なかったって」
少し落ち込んだ様子でそう言ってたよ、と田井中君が教えてくれた。

「だからあんまり文句は言わないでやってくれよ」
「そ、そんな事言わないよ」
部長の気持ちもなんとなく分かる気もするし。受験生って大変だ。
「しかし、そうか。まだ聞いてなかったのか」
「そ、そう」
「うーん。それにしても紬の奴、また適当に言いやがって」
そう言って彼は少し顔をしかめている。
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ジャンル : 小説・文学

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