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先輩たちの事情【3】 - 07 -

Category : SS( 先輩たちの事情 【3】 )
「え、え、あれ?」
急に出て行ってしまった彼女の行動が理解できず、俺は疑問一杯の表情を浮かべながら周囲を見渡した。するとそんな俺を残念そうに見つめる面々。
え、俺、何かした?

「律君、途中までは格好良かったのに」
「最後がちょっと…かな」
あはは、と乾いた笑いを浮かべる唯と紬。
「え?何が?」
わ、わからん。最後って何が?

「…おい、これ、いい加減何とかしろよ」
混乱する俺を尻目に、先輩は目で縄を解けと示す。
唯や紬が縄をはずすと、ようやく解放された先輩は一度うーんと声を出しながら背伸びした。
「ったく。エライ目にあったぜ」
手をさすりながらぼやく先輩。

「過激な後輩をお持ちね」
くすくすと笑ってそう言うのは、文芸部の部長。
「ああ、まったくだ。予備校にも遅れちまったしな」
「すいません、先輩」
俺がそう言って頭を下げると、唯や紬も一緒に頭を下げていた。

「ま、もういいけどよ。…おい」
「何よ?」
「ちょっと話があんだけど」
先輩がそう言うと、部長さんは少し迷っているような態度を取ったけれど。
結局最後は顔を頷かせた。
「悪い、ちょっとここしばらく貸してくれねえか」
「いいですよ、先輩」
俺はあっさりとそう言って、唯や紬と無言で顔を頷かせると、それぞれ鞄を持って部室を出ようとした。

「律」
「はい?」
「…悪かったな」
「へ?いえ、別に俺は…」
「田井中君」
「はい?」
「ごめんなさい」
「…?」
部屋を出ようとした際に先輩と部長さん二人から謝られて、俺は少し困惑した。
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テーマ : 二次創作:小説
ジャンル : 小説・文学

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