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先輩たちの事情【3】 - 02 -

Category : SS( 先輩たちの事情 【3】 )
「二股なんて言ってませんよー、先輩。ただ…」
本命か遊びかのどちらかをはっきりさせた方がいいかと…。
さらに先輩を怒らせるような発言をする唯。てゆうかそれを二股と言うのでは?
当然唯の見解にすぐに文句を言い返す先輩。
只今軽音部部室内は、絶賛恋愛相談真っ盛り…みたいになってきていた。

「とにかくですね。先輩が部長さんに好き、好き、好きだーてことを伝えれば万事OKですよ」
先輩からの嵐のような文句を軽く受け流しながら、唯は確信めいた表情でそう言った。

予備校の女の子は関係ない、俺が惚れてるのはお前だけだ!

「変な勘違いするな!…みたいなことを言えばいいんですよ。下手な言い訳とかな無しで、アイラブユーを連発!」
これで解決と、僕は得意げにそう答える。
「え、いや、そりゃちょっと…」
恥ずかしいよなぁ、とつい先輩に代わって俺が答えてしまった。
先輩もどうやら俺と同じようで「そ、そんな事言えるかよ…」と小さな声でぼそっとそう漏らしている。

「…それが一番かもしれませんね」
だが俺や先輩とは百八十度違った意見を口に出した紬は、唯の意見に同意するようにそう言って顔を頷かせていた。
「先輩、ここは男らしく一つ決めてください」
「な、な!?」
「俺の女はお前だけ、みたいなことを適当に言ってもらってさっさと仲直りして下さい」
「なんだ、その適当にって!」
「とにかくどんな形でもいいんで、部長さんのお怒りを解いてもらえないと」
先程も言いましたが今後の軽音部の発展、ひいては律君の恋の進展に影が差します。
静かな口調で紬が、先輩を諭すように話している。

「いや、だから俺は別に…」
いちいち俺を引き合いに出すなよ!
「そうですよ、先輩。可愛い後輩たちの為にも、ここは一つお願いしまーす」
「…その可愛い後輩たちに呼ばれて久しぶりに部室に来たら、いきなり縄で縛られた先輩である俺の立場はどーなってるんだ、唯?」
可愛い後輩の一人に、苦々しい口調でそう聞いてくる先輩。
「ま、それはお約束みたいなもので」テヘペロ
「なんの約束だよ…」
先輩は唯に力なくそう言い返すと、はぁと大きな溜め息を一つ吐いた。

「まあ、お前達に言われるまでもないけどな。今はちょっと間を置いて、それからまたあいつと話するつもりだったし」
「できる限り早いお話し合いを、先輩」
ややだるそうに話す先輩に、紬がそう念を押しておく。
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テーマ : 二次創作:小説
ジャンル : 小説・文学

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