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先輩たちの事情【2】 - 02 -

Category : SS( 先輩たちの事情 【2】 )
「なんで俺が逃げなきゃいけないんだよ」
先輩は理由はわからないが、今回の件に関してどうやら紬君が諸悪の根源と断定したのか、彼をじっと睨んでいる。ま、その通りなんですけど。
僕自身といえば、理由はわからずとも紬君の策に加担するのみです。
おもしろそうだから。

「お手数ですが、ちょっと先輩に二、三質問したいことがありまして」
目の前の縛られている先輩に向かって、紬君が穏やかな口調でそう言った。
「質問?」
「そうです。申し訳ありませんが、それが先輩のプライベートな部分に当たることなので…」
答えるのが嫌で逃げ出そうとするかもしれないので、先手を打って縛っておくことにしました。
ニッコリと笑ってそう言う紬君。
そんな彼を見ていると、やっぱり諸悪の根源かもしれない.
…と、僕は内心で思わずにはいられません。

「プライベートな質問?」
「はい、実は先輩の彼女の件で…」
紬君がそう言った途端、ガタンと椅子が大きく揺れて音を立てた。
「彼女って。い、一体…」
「先輩が現在お付き合いしている彼女の件で、ちょっと聞きたいことがありまして」
「な、何のことだよ」
「へー、先輩って彼女がいたんすか」
やや動揺している先輩にも気付かず、律君が感心したようにそう言った。

「う。ま、まあ。…いるけどさ」
やや照れくさそうにしながらも、彼女の存在を認める先輩。
「いや、別に隠すことじゃあないですよ。受験生には恋人がいてはいけない…なんて校則はないんですから」
済ました顔でそう言う紬君を、少し顔を紅く染めながら先輩は睨みつけている。
それにしても紬君は先輩に彼女がいるって、どうやって調べたんだろ?

「なんだよ。だからそれがどうしたんだよ」
「いえ、実はその先輩の彼女が、昨日ここにいらっしゃったんですが…」
「「え?」」
紬君の話に、僕と律君が同時に声を上げた。まさか、先輩の彼女って…。

「はあ、あいつが?何で?」
「実は…」
紬君は昨日ここあった出来事を、簡単に先輩に説明した。
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ジャンル : 小説・文学

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