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ロシアンチョコレート【後編】 -07-

Category : SS( ロシアンチョコレート 【後編】 )
「バ、バカ。やめろってば。ちょ、ちょっと、律!」
恥ずかしがる澪を無視して、私はちょっと強引に彼女の唇に自分のそれを触れ合わせた。

「うー、バ、バカ律」
唇を離した後、ぶちぶちと文句を言う澪に笑って「ごめん」と言いながら、今度は私が澪をそっと抱きしめた。

今年のバレンタインはチョコ以外にも、もっと甘いものを頂きました!

「バレンタインデー、最高!」
私が嬉しそうにそう言うと、私の腕の中でじたばたしていた澪がふっと動くのを止めた。
観念したように私の肩に顔を押し付けながら、両腕を私の背中に回してくる。
「バカ律…」
澪は小さな声で一言そう言うと、またギュッと私に回した腕に力を込めた。

「澪」
「ん?」
「チョコすっごいうまかった。サンキュな」
「…ん」
ホワイトデー、期待してるからな。
澪は私の肩に埋めていた顔を上げると、少し笑いながらそう言った。
バレンタインデーは澪から、ホワイトデーは私から。
いつからか何となくそう決まってしまった私たち。

「ういっす。期待してて下さい」
私はニッと笑ってそう言うと、澪も笑みを浮かべながら「はい」と素直に返事をした。
その笑顔はとっても可愛いなぁ…なんて。
我ながら何とも惚けた気分になりながら、しみじみとそう思っていた。

結局その日は、澪と二人で限界までチョコを消費するのに頑張った。
しかしどうにも量が多い。どんなに美味しくても、限界てものがある。
残りは「近所にでもおすそ分けするわ」と言うおばさんにまかせて、私はチョコで一杯になった腹を抱えて自宅へと帰った。
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テーマ : 二次創作:小説
ジャンル : 小説・文学

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