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文芸部からの助っ人【後編】 - 05 -

Category : SS( 文芸部からの助っ人 【後編】 )
そんな彼女の姿を見ると、俺はまた少しポーとなってしまった。
やっぱ可愛いなあ、おい!

「あれ、秋山さんに見蕩れてるの、律くん」
脳内がお花畑になりつつあった俺は、唯の言葉にハッと現実に立ち戻る。
「え!?バ、バカちげーよ!その、承諾してもらえてよかったなと思ってただけだよ!」
「そっかなー」
「そうだよ!ったく。よし、話もまとまったことだし、そろそろ練習しようぜ」
俺はそう言うと、紅茶を一気に飲み干して立ち上がる。

「あはは、律君が練習しようだなんて珍しい」
「本当だね」
「え?…そう、なの?」
「そうだよ、秋山さん。うちの部は大概練習するより、こうやってだらだらとお茶を飲んだりして過ごす方が…」
「よ、余計な事言ってんじゃねーよ、唯!」
ほら、練習だ、練習するぞ!
俺は慌てて唯の言葉を遮ると、スティック持ってドラムの方へと歩いていった。

「へいへーい」
「あ、じゃあ、私はこれで…」
「あ、はい。今日はわざわざ来てくれてありがとう、秋山さん」
「いえ、こちらこそ美味しいケーキと紅茶をありがとう、琴吹君」
とってもおいしかった、と嬉しそうに言う彼女。
「いえいえ。これくらいだったらいつでも用意するから、また気軽に来てください」
「ありがとう」
「じゃあ、またね。秋山さん」
唯は彼女にひらひらと手を振る。
「うん」
彼女も唯に軽く手を振ると、ドアの方へと歩いていく。

「あー、…今日はどうもな」
ドアノブに手をかける彼女に、俺はとりあえずそう言ってみる。
くそ、なんかもっと気の利いたことが言えればいいんだけど。
「うん。歌詞が出来たら持ってくるから」
「おう。まあ、気長に待ってるから。そう、無理するなよ」
文芸部の活動だってあるんだろうし…と言いながら、俺はなんとなく視線を彼女から逸らすと、ふと部屋の奥から唯や紬が、俺を睨みつけるように見ているのに気付いた。

…ああ、余計な発言でしたか、これ?
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ジャンル : 小説・文学

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