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文芸部からの助っ人【前編】 - 03 -

Category : SS( 文芸部からの助っ人 【前編】 )
紬の話を要約すると。
以前からうちの軽音部には、新曲はあっても、その曲に合わせる歌詞がなかった。
学祭で演奏した曲はほとんど、以前軽音部にいた先輩たちが残してくれたものだった。
それはそれでいいけれど、やはり自分たちのオリジナルの曲も作りたい。
…そう俺たちは常々思っていた。
だが曲自体は紬が作れるのだが、歌詞となると三人ともからっきしだった。

だが先日の学祭の折り、うちのバンドに合わせた歌詞を書いてくれそうな相手を、紬が見つけたとのことで。紬はすぐにその相手と交渉を始めたらしく、相手から「ちょっと考えさせて欲しい」との返答を貰っているとのことだった。
「で、とりあえず一回うちの部へ遊びに来てみない、て誘ってみたんだ」
唯がティーカップ片手にそう言った。
「なるほど」
そう一度答えた後、腕を組みながら俺は少し考える。

「歌詞ねえ。ま、確かに書いてもらえるならそれは助かるけど…」
「そうだね。それで今日来る事になってるから」
「ん?あー、その歌詞を書いてくれる奴?」
「そうだよ」
部長として歓迎の意を現してね、律君。
そう言ってニコリと笑顔を浮かべる紬。
「おお。今後うちの部を発展させる、大事な戦力になるかもしれない相手だからな」
部長として張り切ってお迎えするぜ!
俺は右手に力を込めて、高らかにそう言った。

「…ところで、それって誰よ?」
歓迎は当然するとして、肝心な部分をまだ聞いていないような…。
第一その人って先輩?それとも俺たちと同じ一年?
「僕達と同じ学年だよ」
呟くように言った俺の言葉に、唯が答える。
「ふーん、どこの部の奴?合唱部とか、ジャズ研の誰かか?」
しかし合唱部に男なんて居たか?ジャズ研なら四組の加藤が居たけど。
でもあいつ、普段歌詞を書いてるようなタイプには見えないけどなぁ。
俺はぼんやりとそんなことを考える。

「どっちもハズレ。文芸部だよ」
「へ?文芸部。なんで文芸部の奴が歌詞なんて書くの?」
「律君、もしかして文芸部の活動は本を読むだけ、とか思ってない?」
唯がちょっぴり呆れた顔をしながら俺を見てる。
「確かにそれもあるけどね。文芸部は他にも小説を書いたり、詩を書いて発表とかもしてるんだよ」
紬がそう言いながら、俺に一冊の雑誌を渡してくれた。
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ジャンル : 小説・文学

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