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君の側にある旋律ⅩⅦ -あとがき-

Category : SS( 君の側にある旋律 【17】 )
今回は律ちゃんの誕生日SSを兼ねた三部作でした。

律ちゃんへのお誕生日プレゼントですが。
軽音部の皆はそれぞれ最善と思ったプレゼントを律ちゃんへフォーユー。

ムギちゃんは澪ちゃんのメイド服姿(喜んでもらえるだろうと確信)。
唯ちゃんはちょっぴりドキドキのジョーク(迷惑)と攻略本+夕食当番。
澪ちゃんはCDやネックレスもだけど、それ以上の深ーい愛情。プライスレス
ま、澪ちゃんは誕生日じゃなくてもいつでも…ですけどね。ウフフ

いちごちゃんや他の皆様からもプレゼントが届いて律ちゃんモテモテ。
そのおかげで澪ちゃんの機嫌は非常に悪くなってしまいました。
澪ちゃんの機嫌を直すのに苦労しつつ。
ほったらかしにしていた宿題に頭抱える律ちゃん。

もちろん最後は澪ちゃんに泣きつくのはいつも通り。

「君の側にある旋律ⅩⅦ 午後の紅茶はお城の中で(後編)」を読んで頂き
ありがとうございました。
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テーマ : 二次創作:小説
ジャンル : 小説・文学

君の側にある旋律ⅩⅦ 午後の紅茶はお城の中で(後編)-10-

Category : SS( 君の側にある旋律 【17】 )
「へー、いちごちゃんが。どっちにしろ、この本がお役に立てるよ!」
「そうかもしれないけど…」
私は二番を選択した覚えはないんだが…。
結局どれも選択せず「帰ったら絶対に写真のネガかデータを渡してもらうぞ!」という内容のメールを送信した後、律は放置していた。

「あと、夕食当番も明日から五日間まかせてよ」
「は?いや、だから唯。私は別に一番も二番を選択した覚えは。…てか、おい、唯」
「んー?」
律に呼ばれても、旅行鞄を開けて荷物の整理を始めた唯は生返事を返す。
「んー、じゃない。三番の写真はどうしたんだよ!」
出せ!今すぐ写真及びネガかデータを出せ!
律が手を唯の目の前に突き刺すように出して強くそう要求する。
「え?写真?」
「とぼけるな!三番の澪のポロリ…は嘘でも、セクシーショットが含まれる写真だ!」
ポロリ…の部分でちょっとだけ唯から視線を逸らす律。
「あー、あれね」
荷物から出した服を一旦置き、思い出しととばかりにポンと両手を叩く唯。
「そうだ。いいか、下手な抵抗はせずにすみやかにブツを私に…」
まるで刑事ドラマ等に出てくる犯人口調でそう言いながら、律は唯の前に手を突き出した。

「あんなの冗談だよ」
「……………………………はい?」
済ました顔であまりにあっさりとした唯の答えに、律は一瞬目を点にさせる。
「そんな写真持ってないよー。いくらなんでもそんな写真は撮ったらまずいでしょ。でも、律ちゃんの誕生日記念にちょっとウィットに飛んだジョークをね」
少しドキドキして、楽しめたでしょ。
ニッコリと笑ってそう言う小悪魔、ならぬ唯。
「最初からプレゼントは夕食当番と攻略本にするつもりだったんだけどー」
それをあっさり言うのも面白くないかなーて思って。それでちょっとサプライズ的な…て、え、りっちゃん。あれ、なんか髪の色変わってきてない?
顔を俯かせ片手には唯からもらった攻略本を握り締め、ちょっぴり体を震わせながら唯の話を黙って聞いていた律は、自然な動作でカチューシャをはずした。
「退魔」の仕事の時と同様に、律の髪がどんどん金色に染まっていく。

「…あれ、りっちゃん。ちょっと寮の中でそれはマズイんじゃないかな。わ、ちょ、ちょい待って。わー、その金色の目でこっち見ないでー」
律の様子に少し身の危険を感じた唯が、思わず後ずさりする。壁際に追い詰められる唯。
ゆーーーいーーーー。
地の底から聞こえてきそうな声で、唯の名前を呼ぶ律。
「わー、りっちゃん、ごめんなさい。ちょっとしたいたずら心でしてー」
「おーまーえーはーなー」
「お、落ち着いて、りっちゃん。え、まさかそんなに澪ちゃんのセクシーショットを期待してたの?なんだ、それならそう言ってくれれば。今度撮る時はそっちの方の需要もあるよ、てムギちゃんに伝えと…わあ!りっちゃん、その本をどうする気!?」

いっぺん地獄に落ちろー!

慌てて逃げようとする唯に構わず、律は少し涙目になりながらそう叫ぶと同時に、プレゼントとしてもらった攻略本を唯の顔に向かって思いっきり投げつけた。
バコン!
見事に本が顔面ヒットした唯は、「きゅー」と一声上げるとそのまま壁に沿って倒れていった。

…こうして彼女たちの高等部一年生の夏休みは幕を閉じた。

おまけ end

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君の側にある旋律ⅩⅦ 午後の紅茶はお城の中で(後編)-09-

Category : SS( 君の側にある旋律 【17】 )
誕生日が明けた次の日。
昨日から荷物が届いていると寮の管理人から連絡があり、さっそく律は取りに行ってみた。

「おおー」
荷物は思いのほかたくさんあった。すべて誕生日プレゼントだ。
贈り主は澪の父である「長」や、師匠、さらに本家に居る巫女たち。
さらにいちごからも何か送られてきていた。
いちごのプレゼントにはやや警戒心が湧くものの、それらのプレゼントを素直に嬉しく思う律。
本当に嬉しいのだが長や師匠とは別に、本家に居る巫女たちが贈ってくれたプレゼントを見て、律は少々複雑な気持ちになる。
誕生日がいつか言った覚えはないんだけど…。
そうは思いつつも、どうやって知ったのかは知らないが、わざわざプレゼントを贈ってきてくれた巫女さん達に、律は素直に感謝の気持が湧いてくる…のだけれども。

「澪にバレたらまた機嫌が悪くなるかも…」
本家から学園へと戻る帰りの新幹線で、澪の機嫌が少し悪かったことに律はちゃんと気がついていた。もちろんその理由も大体把握している。
主の機嫌を損ねるのは律としても本意ではないが、しかし彼女達と仲良くしておくことは本家から遠い学園に住む律にとって、彼の地での情報を得るためにどうしても必要なことだった。
とりあえず律はそれらのプレゼントをこっそり部屋に持ち帰り、どこかに隠しておこうと思った。
自室のドアを開けようと、一旦それらのプレゼントを床に置き鍵を取り出していた時、「律」と声を掛けられる。
ビクッと体を震わせる律。ん?とそんな己の護衛の様子に不審そうに見てくる澪。
後は言わずもがな。

「…良かったなー、律。こーんなにいっぱいプレゼントもらえてさー」
「いや、これは、だから…」
父や師匠のプレゼントはともかく。
「あの」若王子いちごや、本家の巫女たちからのプレゼントも含まれていることに気付いた澪の機嫌がしばらく悪かったことは言うまでもなかった。

end

おまけ。
夏休み最終日の夜。
「ただいまー、りっちゃん」
大きなバックを抱えて、高等部寮「648」号室のもう一人の住人が、それはそれは笑顔を満面に浮かべて帰ってきた。
「…お帰り」
まってたぞ、ゆーいー。
地の底から搾り出したような声で、律は引き攣った笑顔を見せながらルームメイトをさっそく出迎えた。
「いやー、久しぶりだね~」
「ああ、本当にな」
だから話たい事が山のようにあるんだよ、唯。
唸るような声でそう言う律。

「え、何々~?あ、じゃあ、とりあえず先にこれ」
はい、と言って唯が鞄から取り出し律に差し出したのは、中に本が入っているのだろうと思われる紙袋。
「ん?」
いきなり渡され少々不審に思いながら、律は紙袋をビリビリと破って開ける。
「あ、…これ」
「そう、ゲームの攻略本。もうあの新作ゲーム買ったんでしょ」
「いや、買おうと思ってたんだけど、私が買う前にいちごが誕生日プレゼントでくれたんだ」
いちごのプレゼントを部屋で開ける際、自分はプレゼントからかなり離れて、わざわざ式神を使って慎重に開けさせた袋の中身は、律が買おうと思っていた新作ゲームだった。
いちごなら例えニッコリ笑顔付きで、時限爆弾入りのプレゼントを送ってきても不思議はない。
そう思っていた律にすれば、ごく普通のまともなプレゼントだったのでちょっと拍子抜けした。
律はプレゼントに同封されていた手紙に気付くとさっそく読んでみようとして、すぐに読むのを止めた。

私はもう終わった。するなら勝手にするがいい。ところでラストのボスキャラは実は……。

推理小説の本を貸しておいて、読む前に犯人を教えるような内容の手紙だったからだ。
まあ、ゲーム自体は欲しかった物なので、律はいちごのプレゼントを素直に喜んだ。

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君の側にある旋律ⅩⅦ 午後の紅茶はお城の中で(後編)-08-

Category : SS( 君の側にある旋律 【17】 )
「あほかー!」
メールでのコミュニケーションに限界を(とゆうか面倒くさくなった)感じた律は、唯と直接話をするため電話をかける。数回鳴ったコール音の後「只今この電話に出る事が出来ません。ピーという発信音の後に…」という留守番電話の案内が聞こえてくる。
「ゆーいー、寮に戻ったらじっくり話し合おうか…」
逃げやがったな…と思いながらも発信音が鳴るやいなや、地獄の底から出聞こえてくるような低い声でそう録音する律。

「まったくそんな写真まで撮ってるなんて…」
留守電に声を吹き込んだ後、携帯をポケットに入れた律は苦々しい気持ちと共にそう呟いた。とにかく絶対そんな写真は全て回収後、即消去もしくは焼却だ!
そう内心で再度固く決意した律の携帯にまたメールの着信音が鳴った。唯からだ。
こんな即効でメール返せるなら電話取りやがれ、と思いながらも律はメールを確認する。

--------------------------
ごめん、ポロリは嘘です。
--------------------------

「うわーん!」
唯のメールに心の中にある大事な何かが砕けたのか。
誰もいない部屋で一つ嘆きの声を上げると、そのまま体中から力が抜けてしまったように、両手両膝を床につけ脱力する秋山家の護衛。
もしこの部屋に今誰か居て、その人が律の決意を聞いていたならば「すぐに消すか焼くんじゃなかったの?」と脱力している彼女に突っ込まずにはいられないだろう。
幸い?なことに、今この部屋には律しかいない。

唯ー!帰ってきたら絶対今度こそじっくりと話し合うからなー!覚悟しろ!!

右手で握り拳を作りながら、血の涙を流す(注:彼女の現在の心情をよりわかりやすく表現しただけで、実際には流していません)律は、部屋の中央で今は居ないルームメイトに高々とそう宣言したのでした。

「でもセクシーショット数枚は本当かな…?」
内心固く誓い宣言した後、律はポツリとそう呟いた。
ポロリはなくとも、セクシーショットがあれば…と律は内心淡い期待を胸に抱く。
「ち、違う!そんな写真があっても消去、もしくは焼却しなくちゃいけないから…」
誰に向かって言い訳しているのか、律の一人言は続く。
彼女の淡い期待が叶うかどうか…ではなく、護衛としての職務が全うできるかどうかは、唯が帰ってくるまで持ち越されるのだった。

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君の側にある旋律ⅩⅦ 午後の紅茶はお城の中で(後編)-07-

Category : SS( 君の側にある旋律 【17】 )
澪が眠ったのを見届けてから、律は自室へと戻ると机の上に置いてあった携帯を確認する。
着信は一件。唯からだった。メールのタイトルには「りっちゃん、お誕生おめでとう!」と、多彩な絵文字に囲まれたお祝いの言葉。
「そう言えばムギが、唯は後でプレゼントがどうとか言ってたっけ」
昼間のパーティーでのムギの言葉を思い出す。
どうやらプレゼントだけなく、唯はお祝いメールも律儀に送ってくれたようだ。
いやー、仕事中なのに気を使わせちゃって悪いなあ。
なんて思いながら、律はさっそくメールの内容を読んでみる。

------------------------
ハッピバースデーりっちゃん!
誕生日パーティに参加できなくてごめんね。
お詫びに寮に戻ったらりっちゃんへプレゼントを贈るよ。
プレゼントは何が良いかすごく悩んだけど。
りっちゃんのご要望もぜひ聞きたいので、良ければ下に書いた三択から選んでね。
------------------------
「三択?」
どれどれ、と律はカチカチと音を立てながらメールの下の方を見てみる。

------------------------
1.五日間の夕食当番担当。
2.今月発売された新作ゲームの攻略本。
3.写真集には載せられなかった澪ちゃんのセクシーショット(ポロリもあるよ)数枚。
好きなのを選んでね。じゃあ、また寮で。お誕生日おめでとう!
------------------------
「……………」
全部読み終えると、思わず携帯画面を凝視する律。
特に律の視線が集中しているのは、あえて言わずとも選択肢の三番。
前にバイト先の旅館で見せてもらったサンプルの写真集は、微妙なものもあるがそれなりに許容範囲だった。だがそれ以外にも、いわゆる際どい写真も撮っていたなんて。
ポ、ポロリって何…?
「そ、そんな写真があるなんて、秋山家の姫の護衛として絶対許すことはできないぞ!」
唯から写真のネガかデータを奪ったらすぐに焼き捨てるなり、消してしまおう。
そうだ、そうしよう!
律はそう決心すると光の速さでメールを打ち、即座に唯に返信した。

------------------------
4.写真のネガを渡しなさい
------------------------
勝手に選択肢を増やす忠義一途な護衛さん。数分後、律の携帯に着信音が鳴る。
唯の返答。
------------------------
三択より選択して下さい。
------------------------
律の返事。
------------------------
5.写真のネガ及びデータをよ・こ・せ!
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さらに項目増やした律のメールに対する唯の返信メール。
------------------------
要は3番てことだよね?りっちゃんのH
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書き人知らず知らず

Author:書き人知らず知らず
ようこそお越しいただきました。
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ジャンルは『けいおん!』律澪
律澪はジャスティス。
いい言葉ですね。

百合的要素を含みますので嫌いな方や都合の悪い方は見ないことをお勧めします。

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