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いいなづけ 第十九作目Ⅰ - あとがき -

Category : SS( いいなづけ 【19-Ⅰ】 )
おおー、ようやく***で***な訳ですよ。
なによ***って?みたいなご質問は受け付けません。ハズイヨ。

…しかしこれはもしかしていわゆる寸止めSSってやつですか。
そんなつもりはなかったのですが、…てゆうかこれ以上無理です。
無理なんでーす。ゴメンナサイ、スイマセン。

これ書いてるときだって超恥ずかしい気持ちで一杯でしたよー。
でもこれ以上律ちゃんに我慢させてもかわいそうですし。

アダルト風味はもうちょい続きますが。
大したことないのは、もうご理解頂けているとは存じます。
でも何度も申し上げますが、過度な期待は禁物でござ候。

十九作目のⅡも、また近々UPします。ではー。

いいなづけ 卒業した後で 田井中律の場合-Ⅰ」読んで頂き
ありがとうございました。
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テーマ : 二次創作:小説
ジャンル : 小説・文学

いいなづけ -10- 卒業した後で 田井中律の場合-Ⅰ

Category : SS( いいなづけ 【19-Ⅰ】 )
「うー、だ、だから!」
「…澪」
まだ何か言おうとしている言葉を遮って、私は彼女の名前を呼んだ。
「な、何」
「私、死んでもいいわ…」
「…へ?」
突然の私の言葉に、澪はきょとんとした顔をした。
緊張に固まっていた澪の体が少し緩むのを私は感じた。

「さっきの露天風呂でいった言葉のお返しだよ」
「…あ」
「昔の人は奥ゆかしいな」
確かに月灯りの下、灯篭の灯りしかない露天風呂の中で言うと、とっても情緒があるけど。
私がそう言うと澪はクスリと笑って「律、わかってたんだ」と言った。笑ったせいか緊張でガチガチに固まっていた澪の体が、また少しだけ緩んだ。

「まあね。…でも私は昔の文豪みたいにはなれないからはっきり言うよ」
私も少し笑ってそう言うと「え?」と声を上げる澪の唇をまた軽く塞いだ。

…愛してるよ、澪。

唇を離した後、澪の濡れた唇をそっと指で触れながら、私は心からの気持ちを言葉に乗せて彼女に伝える。本当に、本当に愛してる、澪。
私は今度はさっきのような軽い触れる程度ではなく、深く澪の唇に自分の唇をあわせた。
ビクリとさっきよりずっと大きく体を震わせる澪の体を抱きしめながら、私は澪の体に徐々に触れていく。

…わ、私も、愛してる。

唇を離した後、澪はもはや顔だけでなく全身を真っ赤にさせながらもそう返してくれた。

「…」
言われた瞬間、私は本当に一瞬私の心臓が止まったかと思った。
私の体も少し震え出す。澪のように怖いから、というわけではないけれど。
「澪、好き、愛してる」
「り、律」
私は澪の耳元で囁くように何度も好きと愛してるを繰り返しながら、彼女の白い肌に触れていく。いつもならそんなの恥ずかしくてなかなか言えない台詞でも、今は何度でも言えるような気がした。

「…澪のご要望になるべく沿うように頑張ります」
震える彼女の体を一度優しく抱きしめながら澪の耳元でそう囁やいた後、私は少し体を離し彼女が身に纏う浴衣にそっと手をかけた…。

To be continued…

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いいなづけ -09- 卒業した後で 田井中律の場合-Ⅰ

Category : SS( いいなづけ 【19-Ⅰ】 )
「ちょ、ちょ、澪しゃん!?」
「バカ、バカ律。そんなこと考えてたなんて、本当にバカ」
「な、なんだよ、私は澪に本当に幸せになって欲しいって…」
そりゃ、私が澪を幸せにしたいですよ、本当にそう思ってる。でも世の中には私なんかよりもっと頭も良くて頼りになって経済力とかでも…。
「私の幸せは私が決めるよ」
ごちゃごちゃと考え込む私に向かって、澪がきっぱりとそう言った。
澪の言葉を聞いた途端、私の頭の中で以前聞いた唯の言葉をさっとよぎる。
- そんな事は澪ちゃんが決める事だよ、りっちゃん。

「今更そんなこと言い出すなんてひどいよ、律」
「…澪」
「…もっと自信持ってよ、律」

律はずーと昔から私を守ってきてくれた、私だけのヒーローだよ。

澪は私の耳元で囁くようにそう言うと、私の前髪を上げていたゴムを取り下に降ろすと、今度は両手を私の頬に当てた。
パサリと音を立てて、私の視界に落ちてくる髪。
「たとえ他の全てが満たされてても、律が一緒じゃないと私全然幸せだと思えないよ…」
前髪を軽く払い、私の目をしっかりと見ながら澪がそう言った。
「み、お…」
「…律の幸せは?」
すぐに答えようとして私は声を詰まらせた。それはさっきから泣きそうになるの堪えてるから。

もちろんそれは嬉しいから。嬉しくて嬉しくてたまらないから。

でも私は澪に泣き顔をみせるのがなんとなく嫌で、うまく出てこない言葉の代わりに澪の唇にキスをした。しばらくして唇を離した私は、ようやく少し心を落ち着かせることができた。
「律」
「…私の幸せはここにあるよ、澪」
澪の頬に手を当てて私はもう一度キスをする。
澪の体はやっぱりまだ震えているけれど、両腕を私の背中に回してギュッと抱きしめてくれた。

「ごめん、澪、もう、無理」
もうさすがに限界。
「いい、かな?」
「え、あ、…はい」
最後の確認。さすがにしつこいかなあ、と我ながら思ったけど。
「や、優しくしろよ…」
一度承諾した後、すかさず涙目でそうお願いしてくる澪。
うはー!!今この段階でそんな言い方されたらも、もうですねー。もうMMQを飛び越してますよ、私の脳内及びハートは!
「あ、あと、痛くするなよ」
「う、うん。頑張る」
「きゅ、急にするなよ!少しずつ…」
「うん」
「あ、あの、それと」
澪は小声であれこれと呟いている。…にしても、注文多いですね、澪さん。
しかし恥ずかしそうにしながら話す澪の姿を見ていると、もうかなり前から右の耳から左の耳に抜けていってる私。
ちゃんと聞かなきゃとは思うんだけど、もうそんな状況じゃないんです、頭の中。

だって可愛い。恥ずかしがる澪、可愛い。マジ可愛い。………愛しい。

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いいなづけ -08- 卒業した後で 田井中律の場合-Ⅰ

Category : SS( いいなづけ 【19-Ⅰ】 )
「ごめん。でも大丈夫だよ、澪。澪がまだそういうのしたくないなら、私は別に…」
「律」
澪が急に体を正面に向けて私に視線を合わせた。
「律の方が無理してるよ」
「澪」
「さっき律、言ったよね」
好きな人と一緒に居たらそういう気分になるよって。
「ああ…」
「私だってそうだよ。ちゃんとあるよ、そういうの。…怖いって気持ちも確かにあるけど」
「…澪」
「だから、…いいよ」

ずっと律を待たせちゃったし。

そう言った澪は少し笑っていたけれど、その顔がまた真っ赤になってきていた。私だってそうだ。
嬉しい、そう言ってくれた澪の気持ちは本当に嬉しい。だけど…。

「なあ、澪、本当にいいのか」
「し、しつこいな。そんな何度も聞かれたら恥ずかしいよ」
「そうじゃないよ、そういうことだけじゃなくて…」
「…?」
何のことだろうと少し不思議そうにする、すぐ目の前に居る澪の表情を見ながら私は一つ決意する。もうずっと前から心の奥底でひっかっていたこと。澪にはどうしても怖くて聞けなかった事を今、聞いてみることにした。

「澪は、本当に私なんかと『許婚』のままでいいと思ってる?」
「え?」
「…ずっと前から迷ってたんだ」
私は前に唯に話したときと同じように、さっき内心で思っていたことを初めて澪に話した。
今までずっと澪には隠していた、私がそんなことを考えていたことを。だってちょっと情けないし、…それに本気で聞いてみるのが怖かった。
でも今は聞いておきたい。
「だから、これから澪にもっとふさわしい人が現れて…、ん?え、ちょ」

ガツン!

私の額から固いものがぶつかる音が部屋に響いた。澪が私の眉間に鋭いチョップを振り下ろしたからだ。
「イター!!」
なんですか、澪しゃん、人が真面目な話をしてる時に!
「…まったく」
涙目になって片手で額を押さえる私を、澪は心底呆れたといわんばかりの顔で見ていた。
「いきなり何すんだよ、澪!」
「お前があんまりバカな事言い出すからだ」
そう言って澪は私の首に両腕を回して抱きついてきた。澪の腕に引っ張られる形になって彼女の上に体を乗せてしまう。

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いいなづけ -07- 卒業した後で 田井中律の場合-Ⅰ

Category : SS( いいなづけ 【19-Ⅰ】 )
「受験が終わって皆で合格したのがわかったときは、本当に嬉しかった…」

その時のことを思い出しているのか、澪は少し微笑んだ。
私がずっと頭を撫でていたせいかどうかはわからないが、もう涙は止まっていた。
「もうこれから律にいつでも会いにいけると思って、すごくホッとしたし嬉しかった」
しかしいざ解禁とばかりに晴れて、気兼ねなく互いの家に行くようになっても。
「私はすごく嬉しかったのに、律はなんか前と同じでいつもどおりだったし…」
…え?
「それどころかなんかちょっと素っ気ない感じがして…」
そこまで言うと、また澪の目が潤み始めた。
そんな澪の様子を上から間近で見ながらも、私は内心?マークで一杯だった。

「それで。せっかく受験が終わったのに律がそんな態度取るのは、やっぱり、その…そういうの私が拒んでるのわかってるからかなあ、て思って」
「いや、ちょっと待て、澪」
「…え」
言いにくそうに話す澪の言葉を私は途中で止めた。
「前と同じでいつもどおりで、ちょっと素っ気無い感じって。…それは澪の方だろ」
「へ?」
私にそう言われて、澪はきょとんとした顔をした。

「私だって嬉しかったよ、そりゃあもう!あー、やっとこれで澪に堂々と会いに行けるぜー、て合格発表みたときまずそう思ったんだからな」
「…」
「でもその後二人きりになったとき、なんか澪は普段通りだったし。私だけかな、こんなテンション高くなってるのは…とか思って」
「わ、私だってすごく嬉しかった」
「でも平然としてたじゃないか!」
「リ、律が、私が近づこうとしてもなんか素っ気ない感じで逃げてたから!」
「え、そんなのいつあった?」
「…うー、バカ律!」
澪はいつものお約束の文句を言うと、私から視線をはずし体を横に向けて丸くなってしまった。
「澪しゃーん」
「うるさい」
あ、拗ねた、と即座にそう思う私。それにしても…。
お互い久しぶりに二人きりで会うことにちょっと意識してしまって、なんとなく互いが素っ気無い態度を取っている…ように思っていたなんて。

「澪」
私の下で体を横に向けてそっぽ向いている澪の頬に私はそっと触れた。澪はまたビクリと少し震える。
「…気づかなくてごめんな」
「…」
「でも澪が私と会えないってことをすごく寂しいと思ってくれたことは嬉しいな」

もう今はそれだけでもいいよ。

「律…」
「それだけで充分だよ。だからさ、別に無理しなくてもいいんだよ」
…澪はまだ怖いんだろう、こういうの。
ほんの少し私が触れただけで、こんなに震えてるんだもんな。

「全然無理してない…とは言えないけど」
顔を枕に埋めて隠しながら、澪はぼそぼと話だした。
「けど?」
「律に素っ気無くされるの、ヤダ…」
「いや、私はそんなことしたつもりないんだけどなあ」
でももしかして理性を保つためにと思って、無意識にそんな行動取っていたのかもしれない。
それが澪には素っ気無く映ったのかも。
そういう意味では澪の勘は鋭い。でもそんな私の態度に澪が悲しい思いをしていたとしたら、申し訳ないと素直に思う。

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書き人知らず知らず

Author:書き人知らず知らず
ようこそお越しいただきました。
こちらはけいおん二次創作SSサイトです。

ジャンルは『けいおん!』律澪
律澪はジャスティス。
いい言葉ですね。

百合的要素を含みますので嫌いな方や都合の悪い方は見ないことをお勧めします。

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